「スプリング・エフェメラル」
春植物、春の妖精たち
早春のわずかな間のみ、主に落葉樹林の林床に咲き、木の葉が広がるまでの約2ケ月ほどのうちに葉などが地上部から消え去る多年草のことを「スプリング・エフェメラル」と呼んでいます。
春だけコガラな花を謳歌する植物たちを指して言います。
エゾエンゴサク、カタクリ、オオハナノエンレイソウ、アズマイチゲ、キクザキイチゲ、ニリンソウなどを指していいます。
4月8日に百合が原公園(札幌市)の大温室に見に行きましたら「スプリング・エフェメラル」の説明掲示があり、この言葉も、もうそろそろ市井の中で認められつつある用語になって来たのかなと思われるのでした。
ついでに、春の花たちの説明があり、勉強になると写真に撮ってきました。紹介します。
サギソウ
エゾエンゴサク
オウバナノエンレイソウ
キクザキイチゲ
上の写真は百合が原公園の春の植物展の花たちです。
イチリンソウ属の花たちも春一番に咲く花たちです。
アリたちが山野草の種子の運び手であると理解するまでには年数がかかりました。エンレイソウの種子がその代表的ですが、下の写真にある植物の種もアリたちに運ばれる様なのです。
か
セイヨウオオマルハナバチは花に穴を開けて蜜を奪う。花にはなはだ迷惑なのはセイヨウオオマルハナバチである。