「ニホンザルから ムンクの叫びへ」
一躍知られるようになった北海道医療大学里山のニホンザルは、年を経るごとに見方によっては「ムンクの叫び」へと変化してきました。
なんと、よく自然に作られたニホンザルの造形でしたが、風雪に耐え抜いていまや姿を変えて苦悩の姿、悩みの姿に変わりつつあります。
その姿はなんと「ムンクの叫び」なのです。
古木になりさらにアカゲラの食の宝庫になり、この後も急激に姿を変えてゆくことでしょう。
4月16日に里山に春の野草の芽だしの撮影会に出向きましたが、こり日も無事ムンクの叫びにも会うことが出来ました。森の中で変化していく古木の姿にも興味がわきます。カムイラビット夫婦の隠れた観察場所なのです。
周りには雪がありましたが、エゾノリュウキンカが花を咲かせはじめていました
4月16日ともなれば春は一気に進み、里山の花たちが芽吹きだします。なんと素晴らしい春の一日を過ごさせていただいたものか、小雨ぶりでしたが。こうのような日には、生き生きした植物の写真が撮れるものなのです。午後からも里山に登り写真撮りに挑戦です。医療大学の里山は知る人ぞ知る自然の宝庫です。
すでに、エゾノリャウキンカが黄色の花を咲かせ、エゾエンゴサクもブルーの花が咲いていて、あと十日もすればカタクリの花も咲き乱れるものと思われます。
帰りに当別駅前の「ふれあい創庫」では、野フキ、ギョウジャニンニク、カタクリも店に並べられていました。
春は心を沸き立たせてくれます。