雪降る街 カムイラピットの楽園 こな雪 ぼた雪 あられ雪

けっぱれラピット、どろ亀さんに負けるな。ウサギとカメとの競走です。随想、旅行記、日記など、雪の降る街からのお便りです。

カラスの勘三郎と 親しくなる ハシブトカラス

2016-05-09 16:10:09 | 

「様似のカラスは毛並み由」

今朝満開のソメイヨシノ桜の写真を撮りに出向いたら、ゴミ出しに来ていた夫人の頭近くを飛ぶカラスがいてカラスにに襲われていました。

この日は自分は襲われないという自信があり、案の定カラスは飛び去って行きました。

もうそろそろカラスも巣つくりに入る季節、カラスも気が立ってきているのでしょう。

先日出向いた襟裳岬植物撮影の帰り道、様似町のカタクリの群生地の山に立ち寄りましたら、カラスが車近くに飛んできて、親しみを持ってカムイラピット夫婦を迎え入れてくれました。

昨夜のカラス談義を聞いていたみたいに、手の届くところまで来てくれています。

ここのカラスは栄養に恵まれているのか、毛並みがつやつやしているのです。「お前はきれいだね」と眺めていると、その気持ちがよく伝わっているらしく思われる光景でした。

 

「これ見てよ、綺麗でしょう」と言わんばかりです。

昨年夏の終わりにここに来た時もカラスに歓迎されたのですが、その時の事を覚えてくれている様にも思われるほどでした。

この日はしばしの間、カラスと対話できました。

ここのカラスは見れば見るほど健康的な色艶をしているのです。

札幌の我が家の近くに住むカラスとは雲泥の差です。

親しみをもってのカラスとの対話の後は、カタクリの花の撮影、気分を良くしての花撮影なので、これも成功です。

何事も気分良ければよい作品ができるというものです。

身近のカラスはハシブトカラスとハシボソカラスの二種類ですが、このカタクリの丘のカラスはハシブトカラスです。

このカラスは嘴が太いのが特徴です。体は少し太めで、歩くときは両足をそろえて飛んで移動、ハシボソガラスは歩って移動します。

「また秋には会いましょう」とカタクリの丘を去りました。