「猛毒・有毒植物 今年も死者が出た」
春は山菜の季節。未確認の植物は食べてはいけません。
今年、旭川で山菜アイヌネギと間違えてイヌサフランを食べた人が死にました。友達から山菜として貰った山菜だそうですが、貰ったものだけに何とも悲しい。
山菜と間違えるイヌサフランとはどのような植物なのか、多くの山菜の本を見ていても見つけることが出来ていませんでした。
そして今日、図書館で調べていたら、一冊の本にイヌサフランの写真が載せられていました。なんとイヌサフランは我が家の通路脇の花ということもわかりました。なあるほど、よく観察しないとギョウジャニンニクに姿が似ていると思うのでした。
イヌサフランは春一番につやの良い葉をだします(そういえばギョウジャニンニクに似ているなあと思います)が、秋になると葉は枯れてなくなり、ピンク色の花を咲かせます。
人から食べれますよと聞かない限り、食べる事はしないことが肝心です。
いつも思うのですが、料理して口に入れた時に、これは食べられる、いやこれは食べられないと味で分からないのだろうかと不思議なのです。口に入れて違和感のあるものは飲み込むのは危険です。
戴いたものだから、間違いないだろう、貰ったものだからもったいないなどと思わないことです。口に入れて美味でない山菜は吐き出してください。
カムイラビットはいろいろな山菜を食べますが、始めての山菜は、料理に至るまでは、何冊もの山菜図鑑などでその植物を調べ確認してから食べるのです。
今年はイヌサフランの死者が出たこともあって、新聞には山菜を食べる時の注意が何度か記事になっていました。
山菜ごときで、大切な命を落とさない様にしましょう。