「豊似湖の魅力」
初めて襟裳岬に行った時、「次に行きたい所は?」と案内者のK先生に聞かれ、豊似湖と答えました。
是非行きたい行きたいと手を上げたのは、カムイラビット夫婦でした。
「白い恋人」の夏バージョンの動画広告にラビ妻が出ていたので、石屋製菓の宣伝に使われている「ハートの湖」の豊似湖に是非とも行きたいものと思っていたからでした。
ハートの湖なんて画面操作でつくられた造形の湖と思っていたのが、実存していたのです。
ラビ妻に「つれて行って、つれて行って」とせがまれていたので、これ幸いと手を上げたのでした。
K先生はそれならばと、豊似湖に案内してくださいました。
その時に豊似湖を一周しました。
原始の湖らしく、ナキウサギも湖岸の岩場に居るし、クマゲラの鳴き声やドラミングも聞こえます。「熊が出ます」の注意の看板も立てられています。
冬場には行けませんが、春5月には頃は良し、早咲きの野花が迎えてくれます。
今は、まだ一月なのに、もう先の5月の豊似湖の風景を頭に描いています。
蝦夷大桜草が、湖畔沿いの小路脇に見事に咲いています。
何枚かの豊似湖の写真を振り返り、再び行くときのエネルギーを蓄えています。