「札幌の人口」
新聞記事の中で私が一番関心のあるのは「人口問題」です。
札幌の人口は、カムイビットが札幌に転勤して来た当時は「173万人」でした。
当時は札幌も勢いが良く、毎年「1万人」ずつ人口が増えていたのです。
地方の中堅の町の人口に匹敵するくらい毎年膨れ上がっていたのです。
私が勤めていた札幌の道立高校も一学年10間口でした。
当時はつぎつぎ札幌市内に道立高校が建てられ、しまいには一学年11間口まで膨らみました。
現在では子どもの数が減り、各高校は一学年7・8間口までになっています。
また高校は2校が合併統合され、高校が無くなったりもしています。札幌も勢いが落ちて、人口は停滞気味になっているからです。
札幌市が1月18日に住民基本台帳2018年の人口動態を発表しました。
政令都市年指定後。半世紀にわたり人口増が続いていたのですが、近年は増加の勢いが鈍ってきています。
早ければ2019年にも人口減に転じる恐れが出てきています。
死者が出生数を上回る「自然減」も見はじめ、他市・町・村から人が転入の「社会増」も年々減ってきています。
札幌市では2025年の197万6367人をピークに人口が減少すると予想しています。
〇手元にある統計によると、2005年調査の人口統計では、札幌市は名古屋に次いで日本第五位の大都市です。
参考のために当時の人口を記録しておきます。
東京 848万3千人
横浜 357万9千人
大阪 262万8千人
名古屋 221万5千人
札幌 188万1千人
神戸 152万5千人
京都 147万5千人
福岡 140万1千人
川崎 132万7千人 2006/7 「世界国勢図絵」による。