雪降る街 カムイラピットの楽園 こな雪 ぼた雪 あられ雪

けっぱれラピット、どろ亀さんに負けるな。ウサギとカメとの競走です。随想、旅行記、日記など、雪の降る街からのお便りです。

桜前線 南から北へ 日本の自然の妙味

2019-05-09 17:38:47 | 草花

「桜前線 もうすぐゴール」

・根室は10日(5月)の4予報。

・終着は釧路13日。

九州から次第に北上し、北海道まで桜前線が北上しますので、南北に長い日本であればこそ味わえる物なのです。

北海道でも地域によって気温差があり、桜の咲く日にちが前後します。桜前線を追えば長い事桜を楽しむことが出来るのです。

札幌の桜の開花は、今年は4月24日と例年より早く咲き出しました。

モエレ沼公園の桜ツアーは5月3日、5月6日に設定していました。札幌の桜標本木の開花よりいつも約1週間ほど遅れて咲きますので、日にちの設定は丁度でした。

円山公園の桜に始まって札幌の桜の名所で次々に開花していきます。遅ればせながら桜並木で有名になっている「厚田の戸田記念公園(石狩市)」では、遅ればせながら5月8日頃に桜が満開となります。

私の住む町内会の桜ツアーはこの戸田記念公園の明日10日ですので、丁度満開の桜を見ることになるでしょう。

いつも見に出かける北海道教育大近くの住宅街の中の並木桜の里ザクラはこれからが満開となります。里ザクラの咲きだす時期に北大の枝垂桜が満開となることに気付きました。

先日紹介しました北大の枝垂れザクラの咲いた後にこの住宅街の桜の開花の季節となります。

札幌の自然の豊かさを春には心身ともに受けて これから夏に向かいます。

日本の自然よありがとう。

 

 


今年最後の 春の妖精 カタクリ エゾエンゴサク

2019-05-09 06:03:54 | 山野草

「スプリングエフェメラル 春の妖精たちは 春を告げて去って行った」

もう30年も前の話になりますが、札幌市内の道立高校に勤めていた時、勤め先迄1.5キロほどの距離で、自宅が近いとあってそれはそれで満足していました。

しかし、自然との触れ合いはあまりなく、今から思えば「もったいない7年間を過ごしたものだなあ」とつくづく思い返しています。

自然との触れ合いは素敵な物で、7年間も野山に触れることが少なかっのです。

 カタクリ

 自然派カムイラビットには自然(野山の山野草との触れ合い)の中での生活が、心豊かに過ごせるのです。

昨日、お世話になった病院で「春の野を謳歌する山野草の名」を聞いて見ましたら、野の花の名はなかなか出てきませんでした。

カタクリの名はなんとなく出てきたものの、郊外の野原一面にブルーで覆うエゾエンゴサクの名はとうとう出てきませんでした。

 エゾエンゴサク

春の野は「春の妖精たちの乱舞」が見られるのです。

5月8日、豊平公園(札幌市)にぶらりと訪れて見ました。この公園は広く、一角に「野草園」も置かれています。カタクリやらエゾエンゴサクも広い地に咲いて、多くの方が撮影に来る公園として知られています。

野草園では「ヒトリシズカ」が満開に咲いてはいましたが、春の妖精たちと言われるカタクリ、エゾエンゴサク、ニリンソウなどの花は一輪も咲いていず、葉の妖精たちはもうすでに去っていました。スプリングエフェメラルの季節は終わっていたのです。

 エゾノリュウキンカ

4日前、5月5日郊外にドライブしました。目的の場所には季節遅れの春の妖精たちが、カムイラビット夫婦を待ってくれています。

今年最後のエゾエンゴサクの花もゲットしました。また来年迄お別れです。