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けっぱれラピット、どろ亀さんに負けるな。ウサギとカメとの競走です。随想、旅行記、日記など、雪の降る街からのお便りです。

目立たぬオドリコソウ、道沿いに目立つヒメオドリコソウ 

2019-05-22 09:53:48 | 草花

「清楚な白い花を咲かせるオドリコソウ、子供の踊り子の咲き方のピンク色のヒメオドリコソウ」

それぞれ漢字で書くと、オドリコソウは「踊子草」、ヒメオドリコソウは「姫踊子草」となります。

  ヒメオドリコソウの花 赤く綺麗な花もあります。

花が、踊り子の様に踊って見える所から名付けられたものです。

「オドリコソウ」は踊り手が白い衣装を着けて踊るベテランのバレリーナの感じがします。美しさ、清楚さから言えばオドリコソウの方が魅惑的です。

「ヒメオドリコソウ」はピンクの花をつけて咲いていますが、その他大勢、子供たちがバレリーナの衣装を着けてわき役として踊っている感じです。

沢などに入るとオドリコソウを見ることが出来るので、むかしから名前を知っていました。当時は道東に住んでいましたので、ヒメオドリコソウに出会う事は一度もありませんでした。近年道央などに外来植物として入って来たもので、いたるところで見る様になったと思われます。

近年、札幌近郊でも急速にヒメオドリコソウが増殖し、いたるところで見かけることになりました、オドリコソウと較べれば、さほど(?)美しい花でもなく、まだ、名前を知ってられる方が少ないようです。

5月中旬ころ、畑や路肩に一斉に花を付けるヒメオドリコソウ、数がまとまればまた珍しい光景となります。

※ オドリコソウはシソ科なので、山菜として食べられると本で見たことがあり、ものは試しとばかり、おひたしにして食べたのでしたが、いかんせん味は今一で、その後は食べておりません。