「鶴の舞 マイズルソウ」
自然は毎年変わらぬものと思っていましたが、時にその地の野草が死に絶えたり、思いもよらぬ群落になったりと 自然も大きく変わって行く物と気付いています。
洪水が起きたり、台風がやってきたりすると、自然ががらりと変化する物なのです。
当別・太美の防風林が、昨年の台風襲来で多くの大木が倒れ、環境が大きく変わりました。
私が毎年コゴミの宝庫として採集に出向く所では今年は全滅してしまったかの様子に驚きました。どうしたのでしょう。
また、何年も楽しませてもらっていたオオバナノエンレイソウの群落が今年は大半無くなり、一部にしか花は見られなくなり、これ幸いとばかりバイケイソウが進出していました。
こう徹底的に植生が変わる年もあるのですね。
我が家の庭の一部に植えていたマイズルソウは、今年は生活範囲を広げて隣に植えていたミントの植物をまたぐ感じでマイズルソウが増えています。
我が家の庭はマイヅルソウにとって住みよいのでしょう。
鶴が舞う姿に似ているので、名前が「マイヅルソウ」と付けられたのですが、いま我が家の庭に「鶴の舞」で綺麗です。
月が経てば薄緑の実を付け、秋には赤い実となり、初雪の時には赤い実が雪に映えて綺麗です。花の咲く時季から、赤い実の季節まで撮影の対象としています。一年中マイヅルソウは私を楽しませてくれています。