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けっぱれラピット、どろ亀さんに負けるな。ウサギとカメとの競走です。随想、旅行記、日記など、雪の降る街からのお便りです。

一番人口の少ない市 歌志内市

2021-06-04 17:35:05 | 地理

「歌志内市 人口2,989人 日本一人口の少ない市」

市に認定されるまでには、いろいろ条件があるのに、人口がどんどん減っていっても市から町や村に降格することがないようです。

留萌管内に羽幌町があります。炭鉱もあったので4万人を超しあと少しで5万人に届きそうでした。その中で考えた(?)のが、水増しの報告をして市に昇格させてもらうようニセの報告をしました。それがばれて市になることが出来ませんでした。大きな処分をされました。

当時は人口5万人以上が市になれたのです。

北海道空知管内の「歌志内市」は、今年人口が3千人を切りました。

3千人と言えば町や村と変わらない人口ですが、市として認定されたままです。

歌志内市は空知管内でも屈指の炭鉱都市でしたが、石炭産業の停滞とともに炭鉱が閉山され、人口が急激に減りとうとう日本一人口の少ない市となってしまいました。

炭鉱都市は北海道には沢山ありました。夕張市、美唄市、芦別市、赤平市、三笠市、歌志内市、上砂川町、羽幌町などが上げられますが、どの市も炭鉱の閉山によって人口は激減していきました。

歌志内とともに激減した市の中に夕張市があり、今では人口7,341人となっています。

話は歌志内市の話に戻しますが、カムイラビットが赤平市に住んでいたことがあり、小さな山のトンネルを超すと歌志内市です。

当時は赤平市にも歌志内市にも道立の高等学校がありましたが、人口減で両市とも高校は無くなりました。

アルプスのチロル地方の街並みを取り入れてこぎれいな街づくりを試みています。

 

赤平市、芦別市に住んでいたという札幌の人が居ますが、当時の力のあった町で育ったことで、活躍する人が今でも多いのです。


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