≪ちょいと情報≫
同じ鹿でも県によって対応が異なるという事をしりました。
奈良県の場合
奈良県では「財団法人奈良の鹿愛護会」という組織があり、鹿の保護などにあたっているようです。
3月、春日大社の境内でボウガンの矢が刺さった鹿が見つかり、その後死んだ事件があったそうです。
奈良県警生活環境課などは鹿を矢で撃ったとして、文化財保護法違反(天然記念物き損)容疑で、ラーメン店経営者を逮捕したそうです。
長野県の場合
長野県の飯田下伊那地方で昨年度中に駆除(個体数調整)されたニホンジカが5千頭を超えて過去最多になる見通しなのだそうです。
また、八ケ岳連峰の横岳(2829m)から硫黄岳(2760m)の稜線近くで見られるコマクサや、天狗岳(2646m)中腹の黒百合平に自生するクロユリなどがニホンジカの食害に遭っていることが分かり、この近辺に防護柵や防護ネットを設置して食害を防ぐという事です。
私がちょくちょく行っている松本近郊にある高ボッチ高原・鉢伏山でも鹿による食害はひどく、植生が変化しつつあると感じています。
長野県内では現在鹿は迷惑な動物の何物でもありません。