今日(7/18)の13:00の公演を持って千秋楽となった信州・まつもと大歌舞伎「天日坊」ですが、昨夜6時開演の公演を観る事ができました。

今回は運良く桟敷席のチケットを手に入れる事ができました。
舞台から数えて5列目。
役者の表情、目の動き、息づかいを目の前で感じ取ることができ迫力がありました。
公演途中にはこの桟敷席に中村勘九郎さんが入ってきて、私の真横で迫真の演技を見せてくれました。
松本市民芸術館の階段脇には沢山の幟旗が立てられていて雰囲気を醸し出していました。

ホールでは縁日横丁が設置されていて、

南京玉すだれや写真のような傘回し(?)なども演じられていました。
いろいろな物が売られている店もかなりあり、開演前の一時を楽しく過ごせました。
生ビールも売られていましたので、景気づけに一杯いただきました。

中村屋のグッズ販売ブースです。
法策役を演じた中村勘九郎さんの演技は見事なものでした。
それ以上に私を虜にしたのは盗賊人丸お六役を演じた中村七之助さんの演技です。
観ている中で私の頭の中では完全に中村七之助さんは女性になっていました。
細かい仕草は今までの経験の賜物なのだと思います。
細部にわたり計算された動き、動作のなせる業だと思います。
中村獅童さんの演技には何と言ってよいか分かりませんが、艶がありました。
テレビの中で観ていた中村獅童さんとは全く違いました。
いろいろ感じた所はありますが、文才の無い私ですので、この程度の感想しか記せません。
今回は本当にチケットが手に入り、信州・まつもと大歌舞伎「天日坊」を観る事が出来て良かったと思っています。