ちょっと前ですが、親戚から今年採れた新蕎麦で打った生蕎麦をいただきました。
写真が茹であがって食べる直前の蕎麦です。
艶々として、透明感のある蕎麦で、美味しくいただきました。
この蕎麦は親戚の自家栽培天日干しの蕎麦で、その後自宅の石臼でひいて、手打ちされた蕎麦になります。
贅沢な蕎麦をいただく事が出来ました。
また、蕎麦を茹で上げた鍋の底にこずんだ濃いうでゆも蕎麦の風味が生きていて美味しく、三杯もおかわりをしてしまいました。
※「うでゆ」は我が家で使う松本弁で、標準語では「ゆで湯」や「蕎麦湯」を用いるようです。
≪ちょいと情報≫
最近、マルちゃん正麺カップのTVCMに岡田准一さんが出ています。
このCMの最後に一言岡田准一さんが「びっくらこいた」と言っていますが、この「びっくらこいた」は長野県の方言かと私はずーっと思っていたのですが、全国版のCMで流れる程ですから、全国各地でつかわれている言葉のなのかもしれないと思うようになりました。
ただ、馬瀬良雄先生編集による「長野県方言辞典」では、「びっくらこいた(大変驚いた)」、「びっくらこく(びっくりする・大変驚く)」が主に東信・南信の方言として収載されています。
我が家では母親が「びっくらこいたわやー」とか「びっくらこいちまった」などと使っていました。
ちなみに母親は現在の松本市、旧東筑摩郡の出身です。