mt77のblog

信州松本からの投稿(2004年11月11日~)

田川のカルガモ(軽鴨)、コサギ(小鷺)、カワウ(川鵜)

2016-01-15 | 
田川のカルガモ(軽鴨)、コサギ(小鷺)、カワウ(川鵜)
田川の流れにカルガモ(軽鴨)、コサギ(小鷺)、カワウ(川鵜)が集っていました。
集っていたという表現は適切ではないと思いますが、雰囲気としては「集っていた」を使いたくなってしまいます。

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大滝山 2016/1/15

2016-01-15 | 王滝山

朝8時頃の大滝山です。
昨日常念岳 2009/1/8にかかっていた雲はやはり雪雲であったようで、新雪で山肌が白くなっています。

大滝山(左)と鍋冠山(右)
大滝山(左)と鍋冠山(右)です。


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常念岳 2016/1/15

2016-01-15 | 常念岳
常念岳 2016/1/15
朝8時頃の常念岳です。
山頂部に雲がかかっていますが、時間が経つにつれ山頂部は見えなくなってきました。

北アルプスの山並み
北アルプスの山並み。

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三九郎(さんくろう)

2016-01-15 | 松本市の伝統を感じる行事

三九郎(さんくろう)

三九郎(さんくろう)は小正月に行われる子供中心の行事で、注連縄・松飾り・達磨などを集めて燃やし神送りをする行事です。
この三九郎の火で焼いた繭玉(まゆだま)を食べると、一年間無病息災で過ごせると言われています。

三九郎(さんくろう)
写真のように芯棒を組み立てます。
写真のものは芯棒が3本ですが、3本以上の芯棒を立てるものもあります。

三九郎(さんくろう)
私が育った地区では、「呼び三九郎」、「小三九郎」、「大三九郎」の三つを建てていました。
「呼び三九郎」はもじ通り、これから三九郎を始めますというお知らせのために燃やします。
その後、小三九郎、大三九郎の順に火をつけて行きます。

昔は、「呼び三九郎」に火をつける前に、
≪さんくーろー じんくーろー 、じっさとばばさでまごつれて さんくーろーにきておくれ≫
と歌いながら子供たちが村内をねり歩きました。


三九郎(さんくろう)
いよいよ「大三九郎」への点火です。

三九郎(さんくろう)
稲藁が沢山入っていますので、瞬く間に大きな火の柱がたちます。

三九郎(さんくろう)

三九郎(さんくろう)


三九郎(さんくろう)


三九郎(さんくろう)
この三九郎の火で「繭玉」を焼き(炙り)、一年間の無病息災を願い食べます。 
三九郎
「繭玉」 のいろいろです。
最近はとてもカラフルになってきましたし、いろいろな形のものを見る事が出来ます。


最近は三九郎(さんくろう)に火を点ける日に、町内(集落内)を子供が回り「松集め」を行い、三九郎に門松や達磨等を取り付けます。
旧市街地での「松集め」の様子。


三九郎の語源
松本市の2006年1月15日号の広報に三九郎の呼び名について記載されていましたので、紹介したいと思います。
「三九郎」の呼称は諸説有って良く分らない、というのが結論でした。
市立博物館に残る資料によると、1678年正月に出された触書には「左義長(さぎちょう)」と記されていたのそうです。
諸説(1) 道祖神の「神主福間三九郎」のお札が配られたことによる人名説。
諸説(2) 三九郎と呼ぶ木製の人形を備えることから人形名に起因する説
諸説(3) 凶作・重税・疾病の三つの苦労=三九郎とする説。
諸説(4) 三本の柱を立てて九段に横木を渡す説。
諸説(5) 松本城を築いた石川氏時代の文書に三九郎という人物が三人登場していることから、石川氏との関係が深いのではという説。
何れにしても、300年を越えて伝わってきた行事です。


三九郎のいろいろ
・松本市内では凡そ450箇所で三九郎が建てられています。
・成人の日が1月の第二月曜日に変更になる前は、殆どの地区が15日の夕方6時頃に点火していました。
・無病息災を願う小正月の行事。
・全国的には「どんど焼き」・「どんと焼き」と言われているようです。
・書初め(かきぞめ)をこの三九郎の火で燃やすと、字がきれいに書けるようになるそうです。
・竈(かまど)が各家庭にあった頃は、この三九郎の焦げた柱を切りわけ、各家庭に子供たちが売り歩きました。
 これを竈に入れることにより、一年間火による災いがおこらないと言われました。


いろいろな三九郎
三九郎(さんくろう)

三九郎(さんくろう)

三九郎(さんくろう)

三九郎(さんくろう)

三九郎(さんくろう)

三九郎(さんくろう)

三九郎(さんくろう)



このblog内の三九郎の記事


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