タチアオイ(立葵)、
アオイ科 ビロードアオイ属
学名 : Alcea rosea L.
梅雨入りの頃に目立ち始める花の一つにタチアオイ(立葵)があります。
このタチアオイは帰化植物ですが、古くに薬用植物としてとして渡来したとの事です。
ツユアオイ(梅雨葵)の別名がありますが、これは梅雨入りした頃に根元に近い蕾から開花し、その後徐々に開花は上の部分に進み、梅雨明けの頃には天辺部分の蕾が開花する事からのようです。
梅雨入り、梅雨明けの目安を知る事の出来る植物という事ですね。
松本市の江戸時代の旧町名として「葵の馬場(あおいのばば)」があります。
松本城内三の丸にあった葵馬場に因む町名で、現在の裁判所付近になります。
ここにタチアオイの植えられているプランターがいくつか置かれています。
「葵の馬場」の地名から「葵」の付く「タチアオイ(立葵)」を植えたのだと思いますが、「葵の馬場」の「葵」は馬場の土手に「葵」を植えたことから付いたのですが、この「葵」は徳川家の三つ葉葵から来ています。
徳川家の三つ葉葵(葵紋:あおいもん)はウマノスズクサ科のフタバアオイを図案化したものです。
したがってこの馬場に植えられた葵は「フタバアオイ」であって「タチアオイ」ではありません。
「葵の馬場」の由来を考えると、この場所に単に植物名に「葵」が付くからと「タチアオイ」を植えるのはどうかと私は考えています。
アオイ科 ビロードアオイ属
学名 : Alcea rosea L.
梅雨入りの頃に目立ち始める花の一つにタチアオイ(立葵)があります。
このタチアオイは帰化植物ですが、古くに薬用植物としてとして渡来したとの事です。
ツユアオイ(梅雨葵)の別名がありますが、これは梅雨入りした頃に根元に近い蕾から開花し、その後徐々に開花は上の部分に進み、梅雨明けの頃には天辺部分の蕾が開花する事からのようです。
梅雨入り、梅雨明けの目安を知る事の出来る植物という事ですね。
松本市の江戸時代の旧町名として「葵の馬場(あおいのばば)」があります。
松本城内三の丸にあった葵馬場に因む町名で、現在の裁判所付近になります。
ここにタチアオイの植えられているプランターがいくつか置かれています。
「葵の馬場」の地名から「葵」の付く「タチアオイ(立葵)」を植えたのだと思いますが、「葵の馬場」の「葵」は馬場の土手に「葵」を植えたことから付いたのですが、この「葵」は徳川家の三つ葉葵から来ています。
徳川家の三つ葉葵(葵紋:あおいもん)はウマノスズクサ科のフタバアオイを図案化したものです。
したがってこの馬場に植えられた葵は「フタバアオイ」であって「タチアオイ」ではありません。
「葵の馬場」の由来を考えると、この場所に単に植物名に「葵」が付くからと「タチアオイ」を植えるのはどうかと私は考えています。