最大瞬間風速25メートルを超える風が吹く日本海を見に行って来ました。
北原白秋作詞の童謡「砂山」の「海は荒海 向こうは佐渡よ」の歌詞が頭の中に浮かびます。
スズメは一羽もおらず、鴎が数羽風に逆らうように頑張っていました。
2017年12月27日の日本海は海から吹き付ける暴風で大荒れの海となっていました。
この暴風雪の影響で佐渡汽船は全便が欠航したそうです。
生まれて初めて「波の花」を見る事ができました。
風に吹き上げられて舞っているところを撮る事は出来ませんでしたが、この写真では舞いあげられた波の花が砂浜に沢山落ちています。
打ち寄せる波の先にはこれから舞い上がる波の花が白い弧を描いています。
冬の季節風が強く打ち付ける日本海の海岸線で見られる「波の花」は、海が荒れて波が高く寒さの激しい日に現れるそうで、海水中に浮遊する植物性プランクトンの粘液が岩にぶつかるたびに空気を含んで白い泡状になったものだそうです。