流鏑馬(やぶさめ)と言うと、私が思いつくのは神奈川県鎌倉市の鶴岡八幡宮 で行われる流鏑馬です。
いつか見てみたいものだと思っていましたが、なかなか機会に今まで恵まれずでいました。
そんな中、昨年「……… 池 千之助 信州ありふれた写真 ………。」様の9月18日のblogに「信州・上田城 流鏑馬(やぶさめ)撮り………、初挑戦へ!」として、上田城の流鏑馬について記載されていました。
長野県でも本格的な流鏑馬が行われている事を知り、今年の日程を以後ネットでチェックをし、今年は9月15日に実施される事を確認できましたので行ってまいりました。
会場では流鏑馬実施に際し丁寧な説明のアナウンスがあったのですが、ボールペンを持参するのを忘れてしまい、メモすることが出来ず、以下あやふやな記憶に基づく説明になりますがご容赦ください。
上田城流鏑馬の次第は当日頂いたパンフレットによると、
会場は、上田城址公園陸上競技場
主催は、上田城流鏑馬実行委員会
演武は、和式騎馬会
当日の行事の時間割りは
13:30~ 真田神社で安全祈願祭
14:15~ 開会式
14:30~ 流鏑馬行事
です。
でも今回は少し早めに始まったように感じました。
先ずは、真田神社で安全祈願祭を行った後に、上田市長らが五役として馬に乗り陸上競技場に入場後、開会式が執り行われました。
この入場の際に私の目の前で2番目の馬が突然後ろ足を踏ん張って止まり、
放尿です。
これはどうしようもなく、そのまま尿が止まるまでストップでした。
射手も入場です。
巫女さんによる「馬場清めの儀」 。
流鏑馬に先立っての演武の披露です。
次に、射手と和駒が一体となって流鏑馬の前に馬場を駆け抜けます。
予行演習ですね。
そしていよいよ流鏑馬に入ります。
今回は7人の射手で3回の実施となりました。
なお、的は馬場に3箇所設けられていました。
的になる正目の板を竹の上に固定し、準備が終わります。
手綱を離し、足で馬の胴体を挟み体を固定し、走る馬の上で弓に矢を番(つが)えます。
そして弓を引き絞り、的を狙い矢を放ちます。
放った矢が的に当たり的が割れると同時に、もう次の矢を番える動作に入っています。
和駒は結構なスピードで走っていますが、馬上では的を狙ってしっかり弓を引絞っています。
放った矢が的に見事に命中し、正目の板が割れた瞬間です。お見事!!
流鏑馬、堪能させていただきました。