「あんねん」は「あんなに」や「あれほど」や「あのように」の意。
例文
「あんねん おどろく とは おもわな んだ」=「あれほど驚くとは思いもしなかった」
「あんねん うまく ギター は ひけ ない」=「あれほど上手にギターは弾けない
「
あんねん ばか ゆー やつは みた
こん が
ねー」=「あれほどに馬鹿な事を言うやつは見た事がない」
「あいつが
あんねん ないたのは みた
こん が
ねー」=「あの人があんなに泣いたのは見たことがない」
「
あんねん えれー
こん した に あやまり も し
ねー」=「あれほど大変な事をしたのに謝りもしない」
「あいつが あんねん ばか だったとは おもいも しな んだ」=「あいつがあれほどバカだったとは思いもしなかった」
「
あんねん ちゅういした
だに あいつは わかっちゃー い
ねー」=「あんなに注意したのにあいつは分かっていない」
「あんねん だいたんな いけん を あいつが ゆうとは びっくり」=「あれほど大胆な意見をあいつが言うとはびっくりした」
「
あんねん きれいな じょゆうさんを いままで みた
こん が
ねー じ」=「あんなに綺麗な女優さんを今まで見たことが無いですよ」
「あいつぁー
あんねん かねもち
だに まだ かねが ほしいって いってる
じ」=「あいつはあんなに金持ちなのにまだ金が欲しいと言っていますよ」
「あの こぞう あんねん べんきょう すりゃー すえは はかせか だいじん だぞ」=「あの子供はあれほど勉強をしていれば末は博士か大臣ですよ」
「
あんねん めんどう みて やった
だに ありがとう
ござんす の ひとことも
ねー だじ」=「あれほど面倒を見てやったのに有難うございますの一言も無いのですよ」
「かさ もってけって あんねん いわれたけど もってかなんだ もんで びしょぬれ に なっちまった」=「傘を持って行けとあれほど言われたのに持って行かなかったものだからびしょ濡れになってしまった」
「あいつ
にゃー あんねん ちゅういして やった
だに ゆう
こん きかね もんで あの ざまだ」=「あいつにはあれほど注意してあげたのに言う事を聞かないものだからあのざまだ」
「たがいに きらいだ きらいだって
あんねん いった ものどうし
だに いつんまにか けっこん していた」=「お互いに嫌いだ嫌いだとあれほど言っていた者どうしなのにいつの間にか結婚をしていました」