この目で一度は現物を見てみたいと思っていた石舞台古墳(いしぶたいこふん)に、今回の団体旅行の二日目のお昼過ぎに行く事が出来ました。
石舞台古墳の北側にある受付ゲートから入り、この階段をあがって石舞台古墳(いしぶたいこふん)が間近に見える場所にのぼります。
そしてここから反時計回りに進み全体を見ます。
想像していた以上の大きさでした。
石室内部から見る石室の天井石。
外側の石の隙間から見た石室内部です。
外側の石の隙間から見た石室入り口付近です。
外側の石の隙間から見た石室内です。
写っている方々が小さく見えます。
以下3枚の画像は国営飛鳥歴史公園内にあった石舞台古墳についての説明文などです。
※石舞台古墳について(国営飛鳥歴史公園ホームページより引用)
国営飛鳥歴史公園内石舞台周辺地区の中央に位置するわが国最大級の方墳です。
墳丘の盛土が全く残っておらず、巨大な両袖式の横穴式石室が露呈しているという独特の形状です。
天井石の上面が広く平らで、まるで舞台のように見えるその形状から古くから「石舞台」と呼ばれています。30数個の岩の総重量は約2300トン、特に天井石は約77トンとかなりの重量で、造られた当時の優れた土木・運搬技術の高さがうかがわれます。
被葬者は明らかではありませんが、7世紀初頭の権力者で、大化の改新で滅ぼされた蘇我入鹿の祖父でもある蘇我馬子の墓ではないかといわれています。
1933(昭和8)年~35(昭和10)年の発掘調査で方形の墳丘、堀、外堀が存在すること、6世紀代の小古墳を壊して築造されていたことなどが確認されており、その上で築造は7世紀初め頃と推定されています。