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信州松本からの投稿(2004年11月11日~)

島立「裸祭り(はだかまつり)」

2015-07-05 | 松本市の伝統を感じる行事
松本市の伝統行事 一覧

島立「裸祭り(はだかまつり)」

島立「裸祭り(はだかまつり)」
堀米(ほりごめ)地区の氏神である津島社。

島立「裸祭り(はだかまつり)」
津島社全体を写してみました。
この立てられている大幟を担ぎ、子供たちがかつての集落境を一周し、津島社に戻ります。

島立「裸祭り(はだかまつり)」
遷座記念碑の後ろに「社祠の由来」のプレートが取り付けられていました。

記載されている内容
 津島神社は江戸時代中期に村内に疫病蔓延し村人の多くが罹災して死亡したため 当時の人々が遠く尾張の津島神社の分神として牛頭天王を勧請し疾病除の神として奉祀した
その例祭は七月一日子供等の裸祭りとして今に伝承されている
社祠は明治四十三年神社合祀令により秋葉神社(火災盗難除の神)と共に村内の中央合庁進入路沿いにあったものをこのたび堀米裸祭りが長野県無形民俗文化財として指定されたのを記念してこの地に再遷座して安置する
昭和六十三年七月一日
堀米町会建立


島立「裸祭り(はだかまつり)」
さらし木綿のもっこふんどし姿の子供たちは津島社に集合した後、二人一組で二礼二拍手一礼を行い、疫病退散、五穀豊穣、厄除けなどを祈ります。

島立「裸祭り(はだかまつり)」
その後、社の回りを走りながら三周します。

島立「裸祭り(はだかまつり)」
いよいよ出発です。
親玉(6年生)が大幟、中玉(4~5年生)が中幟、小玉(1~3年生)が五色の紙幟を担ぎ、親玉の「オンヤーサー」の掛け声に、中玉と小玉が「モンヤーサー」と応え、巡行して厄払いを行います。

島立「裸祭り(はだかまつり)」

島立「裸祭り(はだかまつり)」

島立「裸祭り(はだかまつり)」
集落境を一周し、津島社に戻ると幟をおさめ、子どもたちはかたわらの池に飛び込んで禊(みそぎ)をして終了です。


※子供の顔は写さないようにしましたが、子供たちの親御さんで、この写真は削除が適当と判断された場合は、このblogにコメントを頂ければと存じます。
その時点で削除させていただきます。
よろしくお願い申し上げます。


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