「おしめー」は「おしまい」や「終わり」の意。
例文1
「おしめー に する ぞ」=「終わりにするぞ」
「なんだい もう
おしめー かい」=「なんだい もうおしまいですか」
「それ を いっちゃー おしめー よ」=「それを言っちゃーおしまいよ」
「きょう は これで
おしめー に し
ましょや」=「今日はこれでおしまいにしましょうよ」
「にんげん しんよう なくしたら おしめー だぞ」=「人間は信用を失くしたら終わりだよ」
「あいつ も これで いっかん の おしめー ど」=「あいつもこれで一巻の終わりだ」
「しょうがつやすみゃー あした で
おしめー せ」=「正月休みは明日でおしまいです」
「はちがつ の
おしめー に かのじょ に ふられ
ちまった」=「八月の終わりに彼女に振られてしまった」
「もう
おしめー だ。 とりけーし の つかん こん し
ちまった」=「もうおしまいだ。 取り返しのつかない事をしてしまった」
「おれ の はなし
おしめー まで きいてから もんく いい
ましょ」=「俺の話を終わりまで聞いてから文句を言いなさいよ」
「さいご に これ かたつけりゃー きょう の しごと は
おしめー だ」=「最後にこれを片付ければ今日の仕事は終わりです」
例文2
父親 「おーい いっくらやったって きょうじゅう
にゃーおしめーにでき
ねー で そろそろくぎりつけて
おしめーにするぞ。」
子供 「そうだね。
いっくらやったってきりゃー
ねー で おしめーにして また あすやるだね。」
例文2の標準語(?)訳
父親 「おーい いくらやっても 今日中に終わらせる事は出来ないので そろそろ区切りをつけて終わりにしますよ。」
子供 「そうですね。
いくらやってもきりがないので 終わりにして また明日やる事としましょう。」