monoろぐ

古典和歌をメインにブログを書いてます。歌題ごとに和歌を四季に分類。

「色添う」用例

2015年03月23日 | 日本国語大辞典-あ行

 「色添う」という用語には「色がひときわ濃くなる。」という語釈があり、日本国語大辞典・第二版では1280年が早い用例ということになっていますが、100年以上さかのぼる用例があります。

春ふかきゐての川水色そはゝいくへかみへんやまふきの花
(巻第百六十七・堀川院御時百首和歌、春)
『群書類従・第十一輯(訂正三版)』塙保己一編、続群書類従完成会、1993年、149ページ

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