もともと旧留辺蘂町(現北見市)には、1978年(昭和53年)開業の山の水族館という施設がありました。北海道産の淡水魚だけが、約50種類いる水族館だったそうです。


そして、「北の大地の水族館」は、人気施設に生まれ変わりました。

この水族館のコンセプトは下の3つだそうです。
① 日本一と世界初がある水族館
イトウの数が日本一で、凍った川の下を泳ぐ魚を見せるが世界初
② 生き生きとした魚が見れる自然を模した展示
③ 温根湯で育つ世界の淡水魚示
そんな「北の大地の水族館」に、私は5月1日(日)に行ってみました。

中に入ると、「滝つぼの水槽」が有ります。

滝つぼの中から魚を見ることになります。トップと下の写真です。


不思議な感じです。魚を下から見上げることが珍しいからでしょう。トンネル水槽と違い、立ち止まって上を見上げるのでなおさら、そう感じるようです。
「四季の水槽」は、自然の川に近い状態になっています。

冬は、川が凍り、その凍った川で過ごす魚を見ることができるそうです。魚は、アメマスやウグイで、北海道では普通の魚です。
そして、イトウの大水槽が有ります。


イトウは北海道のサケ科では最大の魚です。写真のイトウは赤くなっているものがいます。婚姻色です。
イトウは、サケと違い、産卵しても死なず、何回も海と川を行き来するそうです。毎年、産卵するわけではないようです。
淡水に棲むフグがいることを知りました。


出口付近の売店には、北見と言えば、というハッカ製品が置かれています。

1902年(明治35年)頃から、北見ではハッカの栽培が盛んになったそうです。そして、1939年(昭和14年)には、全盛期となります。国内のハッカ市場の70%を北見産が占めていたそうです。
