しなしなの記録

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北の大地の水族館は、中村元氏がプロデュースし、多くのお客さんが来る施設になりました

2016-05-21 14:42:28 | Weblog

 もともと旧留辺蘂町(現北見市)には、1978年(昭和53年)開業の山の水族館という施設がありました。北海道産の淡水魚だけが、約50種類いる水族館だったそうです。最初はそこそこお客が来ていたそうですが、近年は減っていました。危機感をいだいた北見市が、水族館のプロデューサーとして有名な中村元氏にプロデュースをお願いし、2012年(平成24年)7月にリニューアルオープンし、「北の大地の水族館」になりました。中村元氏は、ほとんどボランティアで行ってくれたそうです。
 そして、「北の大地の水族館」は、人気施設に生まれ変わりました。

 この水族館のコンセプトは下の3つだそうです。
   ① 日本一と世界初がある水族館
      イトウの数が日本一で、凍った川の下を泳ぐ魚を見せるが世界初
   ② 生き生きとした魚が見れる自然を模した展示
   ③ 温根湯で育つ世界の淡水魚示

 そんな「北の大地の水族館」に、私は5月1日(日)に行ってみました。

 

 中に入ると、「滝つぼの水槽」が有ります。

 

 滝つぼの中から魚を見ることになります。トップと下の写真です。

 

 不思議な感じです。魚を下から見上げることが珍しいからでしょう。トンネル水槽と違い、立ち止まって上を見上げるのでなおさら、そう感じるようです。

 「四季の水槽」は、自然の川に近い状態になっています。

 

 冬は、川が凍り、その凍った川で過ごす魚を見ることができるそうです。魚は、アメマスやウグイで、北海道では普通の魚です。

 そして、イトウの大水槽が有ります。

 

 イトウは北海道のサケ科では最大の魚です。写真のイトウは赤くなっているものがいます。婚姻色です。
 イトウは、サケと違い、産卵しても死なず、何回も海と川を行き来するそうです。毎年、産卵するわけではないようです。

 淡水に棲むフグがいることを知りました。

 

 出口付近の売店には、北見と言えば、というハッカ製品が置かれています。

 

 1902年(明治35年)頃から、北見ではハッカの栽培が盛んになったそうです。そして、1939年(昭和14年)には、全盛期となります。国内のハッカ市場の70%を北見産が占めていたそうです。
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