路面電車が走る市町村は全国に21しかないようです。その数少ない街のひとつが札幌市です。昨年、12月20日にループ化され、外回りと内回りで循環するようになりました。路線は8kmほどしか有りません。
普段、路面電車を利用することは有りません。少し勉強しようと利用してみました。

乗ったのは西15丁目電停です。

外回りに最新の3連接のA1200系が入ってきました。


2013年にグッドデザイン賞をいただいた車両です。低床車両です。しかし、低床車両の宿命でしょうか、路面電車を利用している友人に聞くと、「長いのに、狭いし、座席も少ないので嫌いだ。」とのことです。

続いて242と書かれた240系が外回りに到着です。

札幌の路面電車は昔から緑色が基本です。
240系は7両有ります。1960年(昭和35年)から走っています。
私の待っている内回りの車両が来ました。トップの写真です。
一番古い1958年(昭和33年)から走っている210系、213の車両です。


私と同じ年齢の車両です。「頑張れ!」と言いたくなります。
路面電車の内部は、他の都市の路面電車とほぼ同じです。独特の雰囲気が有ります。

内回りで西4丁目電停(内回り)に着きました。

もともとは西4丁目電停は両側に電停がある形でしたが、今はずれています。外回りの電停は下の写真です。

電停の幅が広くなり、高さも高くなったと思います。乗り降りのしやすさを考えたのでしょう。
お昼を食べた後、私は路面電車のコースを今度は歩いてみました。そして、多くの電車を見てきました。
ニチレイのCMになっているのは、255、250系の車両です。5両が走っています。元の500系の機器を利用し、1961年(昭和36年)に造られたそうです。

242に再度、遭遇しました。

外回りを循環していますから、当然です。
ガーナチョコレートのCMは、8502、8500系の車両です。1985年(昭和60年)に造られた車両です。8501と8502の2両です。

アルキタ(アルバイト情報誌)のCMは、251、250系の車両です。

3300系の車両をやっと見ました。

3304です。この車両は旧330系の電気部品や台車を利用した電車だそうです。新しいのは側だけのようです。1998年(平成10年)に登場したそうです。

そして、8500系が来ました。

8512です。1987年(昭和62年)に製造されたそうです。
電車の車内で、M101という親子電車の親が単独で運行される時があるが(子は交通資料館にいます)、滅多に出会わないとの会話が有りました。この日もM101には出会っていません。

札幌の路面電車には、ディーゼルで走る(電車とは言わないのでは?)ものが有りました。
