園長です。
あっという間に1月が去って行きました。今日は、節分、冬と春の分かれ目の日です。保育園では1日の土曜日に豆まきを行いました。旧園舎での豆まきはこれが最後になるので、いつもより丁寧に、そして気持ちを込めて豆をまきました。また節分に日には「恵方巻き」を食べると運勢が開け、病気にもかからないと言われ、何年か前からコンビニで大流行しました。知り合いにコンビニの経営者がいて、毎年ボジョレーヌーボとこの恵方巻きを強制的に買わされていましたが、今年は景気がいいのか、忘れていたのか、声がかかりませんでした。おかげで近くのスーパーで買う羽目になりました。私は基本的に「のり」が好きなのでどこの恵方巻きでもおいしく食べられるのですが、妻は舌が肥えていてコンビニの恵方巻きは味が合わないのだそうです。
明日は24節季のひとつ「立春」です。いよいよ春の訪れです。とはいっても北国八戸ではまだまだ気温が低く、寒い毎日が続きます。春を呼ぶ「えんぶり」が来るまでもうしばらく我慢です。これから「ひがんじゃらく」という湿った重い雪が降るようになり、本格的な雪との戦いが始まります。春を迎える儀式でもあります。
改築中の新園舎は順調に建設が進み、内部の間仕切りが行われています。明日は、サッシが入り、屋根に6個のトップライトがとりつけられます。外壁が張られ、建物の内部がだんだん目に見えてくるようになり、職員も交替でヘルメットをかぶり現場をのぞきに行っています。子どもたちに一番いい環境を作るためイメージを膨らませています。あと2か月で引越しの予定ですが、子どもたちの様子を見ながら、新園舎の完成を楽しみにしています。
先月から「保育参加日&試食会」が各クラスごとに始まりました。今週の9日で終わりになりますがインフルエンザの流行にも関わらずたくさんの保護者に参加していただき感謝しています。特に試食会にはほとんどの保護者が参加してくれ「おいしい」「参考になる」などと良好な評価をいただきました。長坂の食育が各家庭に浸透して良い影響を与えているようです。9日は0歳と2歳児の試食会があります。2歳児はこれを機に、以上児への移行を完了させます。いよいよ長坂の目指す「自分で考え、自分で選び、自分から行動できる子」を実践することになります。環境が変わり子どもたちが不安にならないよう、しっかり一人一人を見守っていきたいと思います。
4月からの新園舎移行に関し、職員間でのこれまでの確認、これからの取り組みの相談など話し合いに余念がありません。楽しみでもあり不安でもあるこの2月、3月です。