園長です。
いやはや、この忙しさは一体何に喩えればよいのでしょう。立春が来たと思ったら、仕事も負けず劣らずやってきました。1月の半ばから始まった「保育参加日&給食試食会」は2月9日に無事全クラスが終了することができました。たくさんの参加ありがとうございました。
2月9日は八戸市保育連合会主催の「保育の集い」があり、式典の部で当園の保育士が勤続16年で表彰されました。久しぶりの表彰なので私のほうが少し緊張してしまいました。この保育の集いは、八戸市長を初め、県会議員、市会議員、八戸市役所の職員など、日頃お世話になっている皆さんと、連合会の会員約700名、総勢約800名が集い、保育の重要性をアピールする場になっています。保育士が700名も集う会は他にはないようで、お客様のほとんどはびっくりしながらも若い保育士の集団に目じりを下げていました。
さて、2月17日から青森県南地方の代表的な伝統文化「えんぶり」がはじまります。このえんぶりが来ないと北国に春は訪れません。このえんぶりを境にめっきり春の日差しが強くなります。しかし、この辺りから湿った雪が大量に降ることがあります。「彼岸じゃらく」と呼ばれる季節外れの雪は、時には30センチ以上も積もる厄介者になります。雪は軽くて冷たいものと思っている南国の皆さん・・・この彼岸じゃらくは重く、雪かきに体力を使うので、汗びっしょりになって雪かきをすることになるのです。まさに「重く、暑い雪」なのです。保育園には2月19日(火)に新組えんぶり組がやってきます。園児や卒園児、卒園児の父兄、地域の関係者がたくさん保育園にやってきます。主役の太夫もほとんどが卒園児です。保育園が盛り上がる一瞬です。地域の伝統文化を保育園が引き継いでいることを実感します。
園舎の改築工事もいよいよ尻に火が付いてきたようで、夜遅くまで急ピッチで行っています。時々進行状況を確認するため、現場へ足を運びますが、日一日と工事は進んでいます。ここ1週間くらいに大きく状況が変わり、外壁、1階、2階の間仕切り電気の配線など目に見えて完成に近づいています。完成を目指し工事の人たちも一生懸命です。ありがたいことです。えんぶりがめでたいことを後押ししてくれそうです。借入、火災保険など書類が大変ですが、日ごとに進んでいる工事を見ていると、楽しみのほうが多く感じます。最近、園見学の方が多く見られますが、説明に困ってしまいます。あと1月半で壊してしまう園舎を見ても、4月には違う園舎になっているからです。新園舎はまだ見るに堪えないので、口ばかりの説明になってしまい、思い入れのほうが強くなっているような気がします。来月の25日ころには引越しができそうです。もうしばらくの辛抱です。みんな頑張ろうね。