園長です。
今日の朝も雪でした。今年に入り、何センチの雪が積もったのでしょうか。もう3月も後半に入ったというのに、雪に埋もれた地面が地表に出てくる気配はありません。2月の初旬から大雪、低気温が続き、雪のように見える氷が未だに地面を覆い尽くしています。今年ほど春を待ちわびる気持ちが強い事はありません。
そんな中、新聞を見ていたら「三沢ほっき祭り」が開催されるという。市販価格より3割くらい安価な価格で提供されるという。会場では、ほっき飯、ほっき丼、ほっき焼もあるそうだ。北国の味覚は「ほっき」(北寄貝)なくして語れるものではありません。この時期、海が荒れると、大量に砂浜の海岸に打ち上げられ話題になります。私はこのほっきが大好きで、すし屋に行くと必ず注文するネタになっています。我が家では「ほっきシャブ」が定番になっていて、刺身と同じほっきを昆布で出汁をとり、豆腐と野菜だけを鍋に入れ、ほっきをしゃぶしゃぶしてポン酢で頂きます。生の刺身より湯がくことで甘みが増し、おいしくなります。この食べ方は、八戸の海岸近くにある保育園の園長先生から教えてもらいましたが、それ以来、冬になると「ほっきシャブ」が我が家の定番になっています。その園長先生の保育園は、2013年の3.11のときに津波で被害にあいました。その前までは恒例行事のように「ほっきシャブ」の会を開催し、ほっきを腹いっぱい食べさせてもらっていました。
今日は、妻と二人で雪の降る中を三沢までドライブし、ほっき祭りに行ってきました。インターネットで調べたところ、時間は9時30分から午後2時まで。現在時間が10時なので三沢までは余裕で着く予定です。気がかりなのは「数量限定なので売り切れ次第終了」ということでしたが、12時までに着いたら十分食事もほっきを買えるだろうと思っていましたが、考えは甘かったようです。大粒の雪が「もさもさ」降っている状況だったので、三沢まで行く人は少ないだろうと高をくくっていたが、11時30分に着いた時には、「ほっき剥き競技」を残し、ほっき焼、ほっき飯、ほっき丼、ほっき貝・・・・全てのほっきが売り切れていました。仕方がないので、鳥出汁の「ひっつみ」を食べ、溜飲を下げたのでした。しかし、妻は「これは何かの陰謀だ。こんな天気の悪い日にこんな早く売り切れるわけがない。きっと早く帰りたくてほっきを少なく販売したに違いない。」と言いだし、ほっき丼は絶対食べなくては、八戸へ帰れない状態になりました。実はこれには深いわけがあり、三沢のほっき丼には、我が夫婦は少し苦い思い出があるのです。
今年、14回目になる三沢のほっき祭りですが、ほっきを食べたくて三沢には何度か行っているのですが「定休日」という看板に泣かされ、三沢では未だに「ほっき」を食べていなかったのです。昨年も3件断れあきらめました。パンフレットにも載っていますが、定休日が日曜日のところが多く、しかも「すし屋」酸での提供も多く、昼はやっていないとのこと。これでは「看板に偽りあり」と言われてもしょうがないでしょう・・・と私たちは思うのですが、販売店とほっき祭りは全く別物で、タイアップして開催しているわけではないのです。ここに主催者側の誤算があったようで、結構お客さんからクレームがあると言っていました。祭りの日くらい全店協賛し祭りを盛り上げて欲しいものだと思います。ここに改善を強く要望いたします。
そんなこんなで、会場近くの「ドライブイン三陸」と言うところで、「ほっき丼」を食べたのですが、早めに会場でほっきがなくなったので、こちらに人が流れたようで、お客が満員。30分待ちでようやく食べたほっき丼は、我が家奥さんが作る「ほっき飯」より数段味が落ちていました。選択を間違えたのかどうか定かではありませんが、地元の客は「かつ丼」や「北のラーメン」などほっき以外のものを注文していたようです。でも、一応「三沢のほっき丼」を食べたので安心して家路に着きました。悔しいので途中の魚屋でほっきを買い、今夜のおかずにすることにしました。もちろん「ほっき刺し」と「ほっきシャブ」です。残りはあすの朝、「ほっき飯」にするそうです。我が家の奥さんの料理は上手なので、明日の朝が楽しみです。来週は「卒園式」などがあり忙しい週になりそうですが、おいしいほっきのお陰で元気に乗り越せそうです。