園長です。
我が園の園庭には結構な種類の木が植樹されています。8月の中頃から「園長先生、けむし~」とい声が頻繁に聞かれるようになりました。その声が聞こえると、園長は右手に枝切ばさみ、左手に殺虫剤を持ち現場に向かいます。このケムシは、最近テレビのニュースにも出ており、全県的な発生を見ているようです。夏が熱いと大量発生する「アメリカ○○○」というそうですが、正式な名前は忘れました。テレビの画面を見た瞬間、「あれ、保育園の毛虫だ」とわかりました。このケムシはよく桜の木に大発生していました。下手に木の下にいるとぼたぼたと落ちてくるくらい大量に発生します。虫好きの子ども達は一生懸命拾い集めてかごに入れていますが、羽化したらどんな虫になるのか心配です。
年長の女の子が砂場の遊具に毛虫を入れて大事そうに見せに来てくれました。黄色い毛の毛虫がうじゃうじゃしていました。来年の春には園芸屋さんに薬を散布してもらおうと考えています。それにしてもこのケムシ、保育園の大事な木を食い荒らしてどんな姿に変身するのでしょうか。きれいな蝶だと許しますが、それ以外だと・・・。
9月11日(土) 秋晴れの青空の下、園庭で遊んでいた子どもたちから「先生きてー!」と興奮気味に呼ぶ声が。行ってみると、大人の人差し指ほどの大きさの幼虫が!!きれいな黄緑色をしていて「アゲハの幼虫かな~」ととても嬉しそうに図鑑を広げて見ていました。調べてみると、もしかしたら蛾の幼虫かもしれない事が発覚し、少しテンションが下がっていましたが、成長を見守るそうです。さて、今日の給食は豚肉をケチャップで炒めた「ポークチャップ」子どもたちに食べやすく味付けされていて、みんなペロリと食べていました。「パリパリサラダ」は野菜の上に、揚げたワンタンの皮がのっていて、シャキシャキとパリパリの2つの食感が楽しめる一品でした。デザートには『梨』が初登場!「りんご?」と聞いている子もいましたが、これからどんどん美味しくなる秋の味覚を楽しみたいと思います。(若江)
9月10日(金) 今日も秋らしい良い天気。園庭は「スポーツの秋」真っ盛り。昨日のミニ運動会が適度な刺激を与えているようです。新型コロナもひところよりはだいぶ収まってきた感じがしますが、未だに県の感染者の約半分が八戸で発生しています。ネガテイブに考えると落ち込むので、ここはポジテイブに「都会並みの文化都市」「首都と直結している」などと考えることにします。宮城と並ぶ東北の雄と言えるかも・・。書いていて汗が出てきそうです。 さて、本日のメニューは少し甘めの「麻婆豆腐」と昔ながらの味付け「ヒジキの五目煮」でした。少し甘めの・・と書きましたが、子ども達にはちょうど良い味なのだと思います。カレーでもちょっと辛いと大騒ぎになるので調理員も大変です。先日は少し辛いカレーにしたところ子供たちから「から~い」の大合唱が起こり(私たちにはほとんど変わらい味だったのですが)元の甘口バーモントカレーに戻ったということがありました。最近は濃い味付けで味覚が劣っているといわれる子供たちですが、我が園の子ども達は料理評論家になってもおかしくないくらいの味覚を持っているようです。今日もおいしい給食をありがとうございました。
9月9日(木) 今日は「ミニ運動会」を行いました(様子はかわら版で確認ください)。新型コロナの影響で保育園での9月のイベント(保護者参加型)はすべて中止になりました。それで「何にもなし」では子供たちもかわいそうなので、狭い園庭を目いっぱい使って3歳以上児が「運動会」を行いました。年齢に合わせた「障害物競走」が主でしたが、負けては泣き、勝っては泣き、子ども達はコロナ禍の中でも健全に育っているようです。今回はタッチの差で「赤組」が勝ちましたが、子ども達の競争心には十分火が付いたようで、10月に行われる予定の「ライオンズ杯」がとても楽しみになりました。そのころにはコロナが沈静化していることを強く祈っています。 さて、今日は「青椒肉絲」(チンジャオロースー)でした。この食べ物には思い出があります。聞くも涙、語るも涙、私が大学に入学してすぐの3畳一間の下宿での物語です。語ると長くなるのでまたの機会にしますが、中華料理は「志那そば」しか食べたことがない田舎の青年が都会で聞いたこともない食べ物を涙ながらに食べた悲しい物語です。前に書いた「オニオンスライス」と同じで自分勝手な想像が裏目に出た物語です。まあ、それは後日の楽しみとしてとっておきましょう。 おかずにもつまみにもなるチンジャオロースーは子ども達も大好き。我が園ではピーマンが少なく、筍が多く入っています。私としては、ピーマンの特殊性をよく考えた調理員の決断に大いに感謝する次第です。口直しの「胡瓜とめかぶの酢の物」はねばねばで少しつかみにくいのが難ですが、チンジャオロースーとの相性は抜群です。おかわりがあっという間になくなったおいしい献立でした。
9月8日(水) 朝からどんよりした空模様です。午後からは一雨来るかもしれません。我が園の園庭にはたくさんの木が植えてありますが、一部「毛虫の巣」が発生し、子ども達の依頼により「毛虫退治」に忙しい毎日を送っています。「園長先生、ケムシ~」という声とともに右手に枝切ばさみ、左手に殺虫剤を持ち現場へ駆けつけます。桜とナナカマドの枝に毛虫を発見し、処理します。それでも「まだいる~」の声。仕方がないので幹をドンと足でけると、ぼたぼたと毛虫が落ちてきます。それを見た子供たちは大興奮。逃げ惑う子、足で踏みつぶす子、とりあえず奇声を上げる子たちで大騒ぎ。百匹近くの毛虫を退治しました。来年は職人さんを呼んで薬を散布してもらいたいと思います。 今日は「おにぎりの日」でした。3歳児以上は家庭からおにぎりを持参してもらう、子ども達には嬉しい日です。3歳未満は園の調理員が心を込めて作ったおにぎりが登場します。副菜は「鰆のみそ焼き」と「煮こもり」です。おにぎりが一番早くなくなるのでメニュー作りも大変なようです。今日は保護者の家庭から「もも」の差し入れがあり、3歳児と年長はデザートが桃になりました。今が旬の桃、おいしくいただいたようです。ありがとうございました。
9月7日(火) 子どもたちが捕まえる虫がコオロギやトンボになるなど、秋の気配を感じています。朝はだいぶ涼しくなり、半袖にしようか長袖にしようかと、毎日迷っている方も多いと思います。日中の日差しはまだ強く、動いているうちに汗ばんでいる子どもたちもいるので、調節できるような薄手の羽織物があるとちょうど良いかもしれませんね。季節の変わり目なので、保育園でも体調の変化に気を付けていきたいと思います。さて、今日の給食は豚カツにポテトサラダとボリューム満点のメニューでした。子どもたちは大喜びで、すみれ組の男の子は「お給食先生!これおいしい!!」と大声で上沢先生に伝えていて、聞いていた先生たちがみんな笑顔になっていました。密を避け、会話も控えめにしながらの給食ですが、子どもたちは笑顔で、楽しそうに食べていましたよ。(若江)
9月6日(月) 日本全国で保育園・幼稚園での感染が増えているようです。九州では79人のクラスターが発生した保育園もあるようです。八戸市でも毎日のように「教育・保育施設」の感染あるいはクラスターの発生が確認されています。保育園での対応は限られていますが、できることを増やすためにランチルームでの給食を変えました。6人テーブルに3人、食べ終わったテーブルは即消毒し、クラス別で食べる。「密」を避けるための一環ですが、時間がかかります。我が園は園児も多いため3・4・5歳児が食べ終わるまで約2時間かかりました。そのため3歳児は11時20分頃から食べ始めました。給食のテーブルを仕切るパーテーションは今、注文中で到着を待っている状態です。保育園の機能として3密は避けて通れないものがありますが、できうる限りの対応策は行っていきたいと思います。さて、今日のメニューは「ナスと豚肉の味噌炒め」でした。夏野菜の茄子は今が旬、細筍と玉葱、人参、アスパラと味噌の相性はいたって良好でした。ご飯のお供の「海苔の佃煮」もおいしくいただきました。かぼちゃは保育園の園庭でも植えましたが、花が全部「雄花」のようで実にはなりませんでした。苗はやはり「名久井農農業高校」産が一番のようです。