園長です。
今、沖縄に来ています。全国保育研究大会が沖縄で開かれ、2泊3日の過酷な研修に参加しています。昨日の開会式では、沖縄県副知事や県議会議長など沖縄の方が、あいさつしたのですが、ことばがわからず苦労しました。沖縄弁であいさつし、その後通訳してくれたと思うのですが、それも意味がわかりませんでした。青森の南部弁と沖縄弁が話し合うとお互いが通訳をつけて話さないと理解しあえないのでは、と思いました。それにしても沖縄は暑い。気温が24℃前後。八戸では七五三の辺りは雪がちらほらちらつく時期に当たります。今日あたりは「隅の観音」へお参りに行って、記念撮影をしていたと思います。銀杏の実が辺り一面に落ちている中を、お参りに行く子供たちの姿が目に浮かびます。
さて、こちら沖縄では、八戸と1時間くらい時差があります。夜も午後6時くらいまでは明るく、日本列島の長さを肌で感じてしまいます。八戸では午後4時半ころには暗くなり、6時には家でビールを飲んでいる時間です・・・あまり関係ないか。私達が宿泊しているのは沖縄の那覇市にある「国際通り」という繁華街の一角にあるホテルですが、夜の10時くらいまでたくさんの観光客であふれています。さすが国際観光都市沖縄です。でも外国人の姿はほとんど見ることがありませんでした。尖閣問題とオスプレイの問題が大きく影響しているようでした。
今日は、牧志市場で食事をしましたが、すごい人でした。1回の市場で南国特有の赤や青色の魚を刺身で注文し、大きな蟹を選び、チリソースで調理してもらいました。一緒に行った仲間5人と食べたのですが、魚は北国のほうがおいしいと思いました。しかし、南国の雰囲気の中で原色の色の魚を食べるのもなかなかおつな感じがして、おいしくいただきました。周りを見ると、さっきまで同じ会場で研修していた他県の園長先生達が「泡盛」と「オリオンビール」で顔を赤くしながら飲んでいました。全国から1700人の保育関係者が集まった大会でしたが、ここにはその1割くらいが集まっていたのではないかと思われました。
研修は、保育制度改革や新しい保育制度での保育園の役割など、これから変化していく保育と教育の在り方、福祉のネットワーク作りなど、ここ2,3年で様変わりする保育環境をいかに守り、進化させていか、事例を通して勉強をしてきました。考えさせられることがたくさんあった研修会だったと思います。認可保育園として、保育士として地域のニーズにどうこたえていくのか真剣に考えさせられました。八戸に帰ったら、職員としっかり話し合い、長坂版のネットワーク作りをしたいと思います。
明日は、いよいよ最終日です。その後ちょっとだけ観光して帰りたいと思います。それにしても沖縄の泡盛、古酒(クース)はうまい。味見ばかりしていい気分になってしまいましたが、活気のある商売はいいものです。適当にあしらわれながら、「いいかげん」のお互いが納得する掛け合いで買い物をしました。一緒に行った先輩は買い物が上手で、うまく値切って買っていました。交渉事の楽しさを見せてもらいとても参考になりました。明日は真似をして値切って見ようと思います。きっと値切ったつもりで高い買い物をするような気がします。もうすぐ帰ります。