自称納谷悟朗後援会日誌

ファン歴50年の自称後援会長が、納谷悟朗さんの作品をご紹介しています。

偉大な生涯の物語

2011-10-04 | ヘストン
「偉大な生涯の物語」

DVDを拝見しました。
未見だと思っていたのですが、所々に記憶があり、拝見した事があった様です。


バプテスマのヨハネ(ヘストン):納谷悟朗

悟朗さんの役(と言うか、ヘストンの役。笑)は、イエスに洗礼を施すバプテスマのヨハネです。(洗礼者ヨハネ)

<2015年8月20日追記>

キャストを追加して、この映画を再度ご紹介しています。
こちらをご覧下さい。

http://sun.ap.teacup.com/nayagorofan/847.html


***

「偉大な生涯の物語」
The Greatest Story Ever Told 1965年・米
1974年12月15日(日) NET
イエス(マックス・フォン・シドー):山本学
洗礼者ヨハネ(チャールトン・ヘストン):納谷悟朗
ピラト(テリー・サバラス):大平透
ヘロデ(ホセ・フェラー):穂積隆信
ペテロ(ゲーリー・レイモンド):家弓家正
カイアファ(マーティン・ランドー):大木民夫
イスカリオテのユダ(デヴィッド・マッカラム):井上真樹夫
北村弘一
飯塚昭三
千葉耕市
闇の隠者(サタン)(ドナルド・プレザンス):寄山弘*
最初のヨハネの福音書朗読:家弓家正
ユーライア(サル・ミネオ):?
バラバ(リチャード・コンテ):セリフなし

キレネのシモン(シドニー・ポワチエ) :セリフなし
マタイ(ロディ・マクドウォール) :日本語版カットシーン
処刑部隊百人隊隊長(ジョン・ウェイン):下をご覧下さい。

***

昔、テレビで映画を拝見した事があった様なのですが、残念ながら詳しい記憶はありませんでした。
ヘストンの出番が少ないと聞いた事があったので、あまり期待していませんでしたが(カメオに近い事もありうると思っていました。)思ったより登場していました。

悟朗さんのご登場シーンです。

<26分29秒頃から32分頃>
ここで初登場です。
このシーンから一部をご紹介します。
彼が洗礼を授けている、ヨルダン川です。

「悔い改めよ。来たれ!
来たりて荒野に呼ばわる者の声を聞け。
悔い改めよ。神の怒りは全ての国の上にある。
悔い改めよ。やがて来たるべき者は、火と聖霊を持て。
洗礼を施さん。
とこしえの時より来たる者。
我々にまさりて、力ある者なり。
その履物の我(ここで、彼はイエスを見ます)紐を解くに値せず。」

イエスを見た時の驚きが良く出ていました。

やって来たイエスとの対話です。

納谷: 誰です、あなたは?初めてだが、私には分かる。
山本: 私に洗礼を。
納谷: あなたの名は?
山本: イエス
納谷: 生まれは?
山本: ベツレヘム
納谷: 洗礼を施すのは私ではなく、あなただ。

救世主の到来を見たヨハネのシーン、良かったです。

<38分40秒頃>

ヘロデ王の兵士達がやって来て、ヨハネに洗礼の中止を命令します。
ヨハネは「偽善者は去れ!」と力強く拒否していました。

このシーンにペテロの家弓さんとユダの井上真樹夫さんが登場していました。
残念ながら、悟朗さんとの直接対話はありません。

山から戻って来たイエスが「私はガリラヤへ戻る」と言うと、使徒達も一緒に去って行きました。
ヘストンは彼等とは行動を共にせず、ヨルダン川の洗礼の場所に残ります。

<1時間8分頃>

ヘロデの部下達に捕らえられ、ヘロデ王と対面しますが、そこで、ヘロデの后ヘロデアが元々は王の弟の妻であった事を批判し、王の怒りを買いました。
「キリストは来た。キリストは来た。」と言うヨハネ。

悟朗さんも穂積さんも迫力ありました。

<1時間14分50秒頃からのシーン>

このシーンは、最初の方がカットシーンだった様です。(吹き替えなし)
ここのシーンで、ヘロデ王、后と若い女性が出てきます。
キャストのクレジットに出ていないのですが、あの若い女性はサロメなのでしょうか?
映画ではサロメではなく、后が「あんな男、殺して」と頼んでしました。

ヘロデがヨハネにイエスの事を尋ねるシーンも原語でした。

1時間30分46秒頃、ヨハネが処刑されるシーンで、「悔い改めよ」と言う悟朗さんのセリフが入っていました。

刑を執行する一方で、ヘロデ王の周りを踊る女性が出てきます。
やはりサロメなのかと思い、まさかこの後で、お盆に乗ったヘストンの首が出てくるのではないかと、少しあわててしまいました。(苦笑)
でも、そういうシーンはなく、ホッとしました。(笑)

***

悟朗さん以外では、最後にイエスを裏切ってしまうユダ役の井上真樹夫さんが素敵でした。
デビッド・マッカラムがユダを演っていました。

マーティン・ランドーも出演していましたが、声は大木民夫さんでした。
後半のシーンでヘストンはもう出ていない為、万一二役と言う事はないかと思い、構えてしまいました。(笑)

*「闇の隠者=寄山弘」と言うのは、ウィキで見たキャストです。
このキャラが誰なのか良く分かりませんでしたが、加えておきました。

ポワチエは、イエスが刑場へ行く時に一緒に十字架を担ぐ人です。
セリフはありませんでした。
ロディ・マクドウェルのシーンは、NET版ではカットシーンだった様で、英語のみになっていました。(オリジナル放送時に吹き替えがあったのか不明です。)
ジョン・ウェインは見逃してしまいました。(土下座)

イエスのマックス・フォン・シドーも山本さんも良かったです。

***

*参考資料:IMDb、ウィキペディア
*荒野の流れ者様

***

ヘストンの「警察署長」を年表に加えました。
こちらに載せています。

年表 (1985年に載っています。)

http://sun.ap.teacup.com/applet/nayagorofan/msgcate21/archive

詳細はこちらをご覧下さい。

http://blogs.yahoo.co.jp/nayagorofan/29545711.html

*dick dastardly様


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4 コメント

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Unknown (自称納谷悟朗後援会長)
2015-06-02 22:28:49
KAMEちゃん。さん、
キャスト詳細を教えて頂きどうも有難う御座います。
ポワチエやロディ・マクドウォールのシーンも吹き替え
があったんですね。
吹き替えが随分カットされていて残念です。
DVDをまた拝見してみようと思います。
どうも有難う御座いました。
返信する
Unknown (KAMEちゃん。)
2015-06-01 23:47:19
会長さん、今晩ワ。DVDに収録されている日本語版は大幅にカットされてたんですねぇ。私はDVDは未見ですが、日曜洋画劇場・前後編・初放映時(昭和49年12月15日・22日)の私の記録では、サル・ミネオ:伊武雅之(現・伊武雅刀)、 リチャード・コンテ:伊藤克、 シドニー・ポワチエ:田中信夫、 ロディ・マクドウォール:日高晤郎、 ジョン・ウェイン:小林清志 です。
ほかに、ドロシー・マクガイア:信沢三恵子、 ロバート・ロジア:水島弘、 クロード・レーンズ:松村彦次郎、 キャロル・ベーカー:弥永和子、 アイナ・バリン:岡本茉利、 バン・ヘフリン:寺島幹夫 です。

翻訳:木原たけし です。演出は記録してなかったです。スミマセンです。ご参考になれば幸いです。
返信する
Unknown (自称納谷悟朗後援会長)
2015-03-25 23:17:50
ハイメさん、
どうも有難う御座います。
本当にとても詳しくご記憶だったんですね。
テレビ放送は再放送の時に更にカットしてしまう事が
良くあるので吹き替えも残っていない部分がありますよね。本当に残念です。
返信する
Unknown (ハイメ)
2015-03-25 20:58:49
私は六歳の時、この吹替版をビデオテープで見たことがあります。台詞はあまり理解できませんでしたが、あまりの感動に終わり近くで泣きました。しかし、数年後DVDを購入したとき、台詞まで覚えているシーンが英語に切り替わってしまい、腹が立ちました。特に、イエスが商売道具を壊す場面、ゲッセマネの祈りの場面で、山本学氏は見事な演技を見せていましたが、DVDではばっさり切られていました。あまりにも腹が立ちます。大祭司がユダに銀貨を与える場面で「手を出せ。三〇枚だ」という大木民夫氏の声も脳裏に焼きついています。懐かしいです。
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