「大和な雛まつり」① ~艷やかな遊郭の面影
大和郡山市で開催されている「大和な雛まつり」のメイン会場のひとつである町家物語館(旧川本家住宅)は、中心市街地の洞泉寺町(とうせんじちょう)にある大正時代の町屋建築である。
洞泉寺町は、かつて遊郭として賑わっていた歴史があり、旧川本家住宅は、本館、座敷棟、蔵および納屋の3棟から構成される木造三階建の遊郭建築で、国の登録有形文化財となっている。
当時の上流花街の面影が偲ばれる。
「大和な雛まつり」① ~艷やかな遊郭の面影
大和郡山市で開催されている「大和な雛まつり」のメイン会場のひとつである町家物語館(旧川本家住宅)は、中心市街地の洞泉寺町(とうせんじちょう)にある大正時代の町屋建築である。
洞泉寺町は、かつて遊郭として賑わっていた歴史があり、旧川本家住宅は、本館、座敷棟、蔵および納屋の3棟から構成される木造三階建の遊郭建築で、国の登録有形文化財となっている。
当時の上流花街の面影が偲ばれる。
「和の灯り」に込めた祈り ~世界遺産登録30周年・光の法隆寺 ③
中門前から東大門、夢殿の四脚門、そして南大門に至る石畳道に手作り灯篭が並んだ。
「和の灯り」に込めた祈りやメッセージをひとつひとつ、拾い集める。
折しも、ウクライナやガザ地区などからの悲惨な映像が連日のように報じられる。
祈りよ届けと願うばかり。
国宝・五重塔と中門ライトアップ ~ 世界遺産登録30周年・光の法隆寺 ②
日本最古の塔ともいわれる国宝・五重塔の入り口となる国宝・中門を1日限りライトアップし、飛鳥時代から残る建造物を優美に映し出す。
日本最初の世界遺産登録から30周年となる「法隆寺地域の仏教建造物」。
その中心となる法隆寺は聖徳太子と推古天皇により1400年以上前に創建された。現伽藍が完成したのは1300年ほど前。
兵火や天災にはあわず、太子信仰に守られたこともあって、現存する世界最古の木造建築群として往時の姿を今に伝えている。
西院伽藍の正面にある中門は飛鳥建築の様式美と言われて、聖徳太子建立のものではなく、火災で焼失したあと670年に再建したという説が有力である。
伽藍全体のライトアップを早く見てみたいものだ。
中門には境内を守る金剛力士像(仁王)が立っている。
3.8mという金剛力士像は、心木をもとに塑土でつくられている。
中門前から東大門、夢殿の四脚門に至る石畳道と両脇も素敵な灯りに彩られていた。
世界遺産登録30周年・光の法隆寺 ① ~国宝・南大門とダンディライオン
法隆寺地域の仏教建造物の世界遺産登録30周年を迎えるに当たって、デジタルアートによるイベントが法隆寺にて開催された。
法隆寺から文化財保護や環境保全のメッセージを世界と未来に向けて発信することを目的としている。
国宝・南大門と両脇の土塀がライトアップとプロジェクションマッピングにより、華麗に演出された。
また、大きなタンポポのアートオブジェ『DANDELION』は、人びとの願いを込めたタンポポの綿毛を世界中へ届ける。
「きたまちといろ」 ~"奈良きたまち"を彩るカラフル・ランタン
近鉄奈良駅の北側に広がるエリア、通称「きたまち」で「きたまちといろ」というイベントが1週間にわたり開催された。
どの会場もカラフルなランタンで彩られていた。
<カレーフェス>(種々カレー帳) 奈良県庁回廊
きたまちの様々なカレー店が大集合して出店。
500円でライスを購入し、各店のカレーを別途、注文するというシステム。
予備知識がないもので到着時、お客さんが一番並んでいた「つるカレー」をいただくことに。
ナスのキーマカレーだったが、さすが、名物カレーというだけあって、おいしかった。
<転害門前広場>
東大寺西門である転害門前ではランタンとコンサートが催されていた。
<奈良公園バスターミナル・ホール・といろ市>
レッド・ストーム ~奈良バサラ ④
バサラ祭りの常連で顔ともいうべき、「てんやわん屋」さん。
今年も赤い旋風を巻き起こした。
十二神将の一人、伐折羅大将はその強烈な形相ゆえ、もっともインプレッシブ。
既存の固定観念をぶち破る進取の心意気に溢れている。
今年は特にヤングジェネレーションの活躍が目立った。
艶やかに 舞い踊るなり 八重櫻 ~奈良バサラ ③
コロナ禍で制限なくパレードを敢行するのは4年振りときく。
例年、バサラ祭りを艶やかに彩ってくれるのは奈良市役所チーム「八重櫻」さんだ。
普段は窓口などで市民サービスに勤しんでおられる方もいらっしゃるだろうに、プライベートでも奈良市のPRに頑張っておられる。
酷暑なのに、皆さんの笑顔と元気が何より素晴らしい。
ブラック・ストーム ~奈良バサラ ②
1999年に奈良市で始まった、ストリートダンス・パフォーマンスを中心とした市民参加の祭り、「バサラ祭り」。
各踊り隊がそれぞれアイデアを凝らした衣装やダンスを披露し、パレードを行う。
バサラ(婆娑羅)とは、鎌倉、室町時代に流行した風潮で、音楽や雅楽の舞台で自由に目立つように演じることを指す。
今回、私の中で一番、インパクトがあったのは「A-Fam」さん。
ダンススクールのインストラクターと生徒さんによるチームらしいが、まず、黒一色のコスチュームに度肝を抜かれた。
切れ切れの前に進むダンスも、黒い疾風が駆け抜けたかのような迫力があった。
バサラに成り切った出演者の皆さんの暑さを吹き飛ばす圧倒的なエネルギーとパワーを感じた。
勇壮な「旗振り合戦」 ~奈良バサラ ①
灼熱の奈良の街中で2日間に渡って繰り広げられる「バサラ祭り」のオープニングを飾る「旗振り合戦」が春日大社参道で始まった。
力の籠った旗振りが暑気を払った。いや、一層、熱くなった。(8月26日)
煌びやかな天女の舞 ~「天平たなばた祭り 平城京天平祭・夏」 ③
光の天平行列のメインイベントは朱雀門前での天女の舞。
煌びやかな天平絵巻が繰り広げられた。
「天平たなばた祭り 平城京天平祭・夏」 ② ~光の天平行列
天女たちの舞いを先頭に選ばれし君「彦星」、ミスコンシェルジュ奈良が務める「織姫」と煌びやかな女官たちによる光の天平行列。
天の川に見立てた燈花の中を行く行列に見とれて涙を流しているひとがいた。
天平子ども行列と天平散策行列 ~平城京天平祭*2023春
例年、GWの中日3日間に開催される平城京天平祭*春。
今年は最終日5月5日の天平子ども行列と天平散策行列を観覧した。
高取町・町家の雛めぐり ~飛鳥路・春色さんぽ ④
「高取城」の城下町として栄えた高取町の土佐街道沿いに古い町家や武家屋敷が現存している。
毎年恒例の「町家の雛めぐり」に久々に訪れた。
メイン会場の15段、500体の「天段のお雛さま」や街道沿いの旧家や老舗など各所に展示される、お雛さま、ジャンボ雛、ミニ雛、つるし雛などに見入った。
米蔵をリノベーションした町家Cafe noconoco(のこのこ)で飛鳥ルビーの ”いちごパフェ” をいただいた。
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念仏寺・「陀々堂の鬼走り」 ~松明に映える修正会結願
1月14日、五條市大津町の念仏寺・陀々堂で538年続く伝統の火の祭典「鬼走り」が執り行われた。
燃えさかるたいまつを振りかざした父鬼・母鬼・子鬼が堂内を豪快に巡り、住民の災厄を払う。
修正会とは、五穀豊穣、除厄祈願の年頭行事。
念仏寺では過去の罪を悔い身に積もった汚れを払い、新しい年の幸福を祈る阿弥陀悔過法会である。
鬼が幸いをもたらすのは全国的にも珍しい。
平成7年には国の重要無形民俗文化財の指定を受けた。
カタン,カタンという硬く乾いた棒打(ボウダ)の響きが今でも耳に残る。
たいまつを高く差し上げて暗闇を引き裂かんばかりに振り降ろす火天。
和太鼓とガムラン ~平城京天平祭・みつきうまし祭り ②
奈良朱雀・奈良商工高校の和太鼓「秋篠」。
勇ましい和太鼓。若いパワーが弾けるようだ。
インドネシアの芸能『ガムラン演奏&舞踊』。
平城京に舞い降りた天女の煌びやかな舞に酔う。