江包・大西の「お綱まつり」 2 ~「お綱はんの結婚式」
桜井市を流れる初瀬川の南北にある江包(えっつみ)と大西地区の間で行われる「お綱はんの結婚式」。
上流から流れてきた二人の神様を、江包は素盞鳴尊、大西は稲田姫を助け、二人が正月に結婚式をあげたことに由来するという。
両地区で新藁を持ち寄り、江包の春日神社で男綱を、大西の市杵島神社で女綱を作り、素盞鳴神社で入舟の儀式を行うものである。
古くからの田遊び祭りの一種で、豊作をあらかじめ祝う儀式。
春日神社、境内に男綱があった。一トンほど、あるという。
ずんぐりした円錐型に100mあろうかという長い長い尾ッぽ。
・・・これは・・・
いわゆる、ひとつの、あれでんがな。

素盞鳴神社、目指して、出発する。


途中の田んぼで一休み。担ぎ手は酒をあおり、泥相撲に興じる。
泥相撲が終わったら、再出発だ。
結婚式らしく、神主さんも登場だ。





素盞鳴神社では大西の市杵島神社からやってきた女綱が、男綱の到着を今や遅しと待ちわびる。
女綱も・・・いわゆる、ひとつの、あれでんがな。

男綱、漸く、到着。


めでたく、合体!
と・・・どうも、うまく、合体できない!
すると、吉本のちっこい、おっさんにそっくりの、ちっこい、おっさんが、スルスルと綱の上に飛び乗った。
どうも、角度に問題があるらしい。

微妙なズレを修正する職人技。お綱まつりの名物お爺さんだ。

今度こそ、めでたく、合体!

男綱の尾は木に括りつけられていた。
ここに精巣があり、この綱が精管で・・・と地元の人が学術的説明をしていた。


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桜井市を流れる初瀬川の南北にある江包(えっつみ)と大西地区の間で行われる「お綱はんの結婚式」。
上流から流れてきた二人の神様を、江包は素盞鳴尊、大西は稲田姫を助け、二人が正月に結婚式をあげたことに由来するという。
両地区で新藁を持ち寄り、江包の春日神社で男綱を、大西の市杵島神社で女綱を作り、素盞鳴神社で入舟の儀式を行うものである。
古くからの田遊び祭りの一種で、豊作をあらかじめ祝う儀式。
春日神社、境内に男綱があった。一トンほど、あるという。
ずんぐりした円錐型に100mあろうかという長い長い尾ッぽ。
・・・これは・・・
いわゆる、ひとつの、あれでんがな。

素盞鳴神社、目指して、出発する。


途中の田んぼで一休み。担ぎ手は酒をあおり、泥相撲に興じる。
泥相撲が終わったら、再出発だ。
結婚式らしく、神主さんも登場だ。





素盞鳴神社では大西の市杵島神社からやってきた女綱が、男綱の到着を今や遅しと待ちわびる。
女綱も・・・いわゆる、ひとつの、あれでんがな。

男綱、漸く、到着。


めでたく、合体!
と・・・どうも、うまく、合体できない!
すると、吉本のちっこい、おっさんにそっくりの、ちっこい、おっさんが、スルスルと綱の上に飛び乗った。
どうも、角度に問題があるらしい。

微妙なズレを修正する職人技。お綱まつりの名物お爺さんだ。

今度こそ、めでたく、合体!

男綱の尾は木に括りつけられていた。
ここに精巣があり、この綱が精管で・・・と地元の人が学術的説明をしていた。






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