ワンダースター★航星記

写真を撮るとは、決して止まらない時間を止めること。旅や日常生活のインプレッシブな出来事を綴ったフォトエッセイ集です。

杭全神社「御田植神事」は4月13日(月)開催!

2015-03-22 | 平野の伝統行事
杭全神社「御田植神事」は4月13日(月)開催!

            

 杭全神社に約650年続くという伝統神事「御田植神事」は例年、4月13日に開催されます。(本年、2015年は月曜日で19時よりのスタートとなります。)

            

 全国各地で古来より「御田植神事」、「おんだ祭」といった行事が執り行われますが、そもそもは、「神様の前で田植えをして、その年の豊作を祈る」というのがその目的です。
 神事というよりも芸能祭に近いものが多く、田楽の伴奏で田植えをした風習の名残であるといわれています。

 春日大社の「御田植神事」。

            

            

 石上神宮の「でんでん祭り」。            

            

 奈良・菅原神社の「御田植神事」。

            

 住吉大社の御田植神事では実際の田に田植えをします。

              

 杭全神社では、拝殿を田に見立て畦切り、牛による田鋤き、田均し、畝つくり、そして水口つくり、籾種まき、松葉を苗とみなして田植えという順序で演技が行われます。
 ここまでの所作そのものはどの神社でも同じようで、土地によってさらに色々な演技が加わります。
 杭全神社では、次郎坊という人形に飯を食べさせ、放尿させるという風変わりな演技が加わっています。
 これには神様が田んぼに肥料をあげる、という意味があるといわれています。                      (故 村田隆志さん文抜粋)


             (大阪歴史博物館・展示資料)

             

 さて、本番を前に平野区役所では3月16日に「杭全神社・御田植神事って、どんなん?」という講座が開講されました。
 
            

 今年3年目のシテを演じられる藤岡さんが講師をされました。

            

            

 私は仕事中なので、少しだけ覗きに行くつもりにしておりましたところ、台詞をすべて、朗読するので、地方役をやって欲しいと要請され、急遽、お手伝いすることになりました。 
 (藤岡さん、「太朗坊やぁーい!次郎坊やぁ~い!」と扇を挙げるシーンはやっぱり、レプリカのお面くらいは必要だったのでは?  )

            

            

 さて、私も昨年に続いて、地方役で出演することになりました。
 当日、皆さんのご観覧を心よりお待ち申しております。




 ↓2012年の動画です。             

 

 

 

 

 


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