春日大社・舞楽始式2016 ~黄金の山神が舞う

春日大社・林檎の庭で1月11日、1年間無事に舞楽を奉納できるよう祈念する神事「舞楽始式(ぶがくはじめしき)」が行われた。
奈良で古くから活動する雅楽の演奏団体「南都楽所(なんとがくそ)」の会員が、管絃(げん)と鉾(ほこ)をふるって2人で舞う「振鉾(えんぶ)三節」や、4人で優美に舞う「長保楽(ちょうぼうらく)」などの舞楽を奉納し、境内は華やかで優美な雰囲気に包まれた。





動画1


今年の干支の申年にちなんで、舞人が独特な金色の猿面を付けて舞う「蘇莫者(そまくしゃ)」が12年ぶりに奉納された。
「蘇莫者」の由来については、2説ある。
1、聖徳太子が信貴山に行くとき、尺八を吹いたところ、山神が現われて舞ったものを、四天王寺の楽人がこれを元にして舞を作ったという説。
2、役行者が笛を吹きながら大峯を行くと、その曲に感じて山神が舞ったという説.
いずれにせよ、黄金の猿面が山神だということだ。
動画2






この神事を鑑賞するのも4度目。
毎年、神社側は観覧場所を変えてきているが、今年にはまいった。
早くから、前面の撮影位置を確保していたのに、開始直前に報道陣に目の前を占拠された。
また、足の悪い年寄りもいるのに、今年はすべて立ち見とは、あまりにも配慮がなさ過ぎる。
来年はしっかり、考慮してほしいものだ。
バックナンバー

2015舞楽始式
バックナンバー

2014舞楽始式

人気ブログランキングへ
にほんブログ村
にほんブログ村

FC2 Blog Ranking

春日大社・林檎の庭で1月11日、1年間無事に舞楽を奉納できるよう祈念する神事「舞楽始式(ぶがくはじめしき)」が行われた。
奈良で古くから活動する雅楽の演奏団体「南都楽所(なんとがくそ)」の会員が、管絃(げん)と鉾(ほこ)をふるって2人で舞う「振鉾(えんぶ)三節」や、4人で優美に舞う「長保楽(ちょうぼうらく)」などの舞楽を奉納し、境内は華やかで優美な雰囲気に包まれた。





動画1



今年の干支の申年にちなんで、舞人が独特な金色の猿面を付けて舞う「蘇莫者(そまくしゃ)」が12年ぶりに奉納された。
「蘇莫者」の由来については、2説ある。
1、聖徳太子が信貴山に行くとき、尺八を吹いたところ、山神が現われて舞ったものを、四天王寺の楽人がこれを元にして舞を作ったという説。
2、役行者が笛を吹きながら大峯を行くと、その曲に感じて山神が舞ったという説.
いずれにせよ、黄金の猿面が山神だということだ。
動画2









この神事を鑑賞するのも4度目。
毎年、神社側は観覧場所を変えてきているが、今年にはまいった。
早くから、前面の撮影位置を確保していたのに、開始直前に報道陣に目の前を占拠された。
また、足の悪い年寄りもいるのに、今年はすべて立ち見とは、あまりにも配慮がなさ過ぎる。
来年はしっかり、考慮してほしいものだ。
バックナンバー



バックナンバー








FC2 Blog Ranking