東海の隠れ寺・大鷲院 ~紅葉(黄葉)めぐり
愛知県豊田市新盛町の扶桑山 大鷲院(だいじゅいん)は香嵐渓を過ぎて4キロくらい北へと進んだ地にひっそりと佇む。
総欅造りのどっしりとした山門には、山岡鉄舟の筆による「正法」の額。
それをくぐりぬけると、参道には見上げるばかりの大石垣が続いている。
晩秋ともなれば、モミジやイチョウで一面イエローに染め抜かれる。
黄葉シーズンにも拘わらず、香嵐渓の喧騒を他所に訪れる人が極めて少ないのは勿体ないような、得したような複雑な気分。
もちろん、人を気にせず、のんびり散策できるのは素晴らしいことだ。
「すべての変化は因果の理法に基く」
心しておかねばならない言葉だと、今、しみじみと思う。
人気ブログランキングへ