京都府庁旧本館 ② ~西洋近代建築とルネサンスの薫り
京都府庁旧本館は、明治37年(1904)に竣工し、現在も執務室として使用されている。
創建時の姿をとどめる現役の官公庁建物としては日本最古のもので、平成16年(2004)には国の重要文化財に指定された。
ルネサンス様式に属する建物の外観は、正面の一段高くなった屋根を中心に左右両翼に対称に張り出した形となっており、西洋近世の大邸館を彷彿とさせる。
内装も工芸品を思わせるほど重厚である。
旧知事室、旧議場。旧議場ではコンサートが開催されていた。
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