屋久島の猿2万、鹿2万 ~「もののけ」と神々の島へ⑩
永田浜を過ぎ、永田岬の先端にある屋久島灯台に行く。
まるで、白い教会を思わせる清楚な佇まいだ。
山にいたときは信州の山岳地帯のような雰囲気だったが、下界に降りた途端、南国の雰囲気。
このギャップが屋久島の魅力である。
これから、西部林道という海際の山道を通過する。
西部林道では、しばしば、道路を占拠するヤクザルやヤクシカに通行を妨げられる。
彼等は人を怖れる風でもなく、車が来ようが何処吹く風といった感じである。
屋久島に生息するヤクザルやヤクシカは、日本猿や日本鹿の亜種で一般的な大きさよりも少し小型。
屋久島では、あまりの多さから、よく「ヒト二万、サル二万、シカ二万」といわれている。
実際には、猿は2500から3000頭、鹿は3000頭と推定されている。
ちなみに人は減少傾向にあり、約13000人くらい。
こちらは山間部にいた猿。防寒着のような毛だ。
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