興聖寺(おりべ寺)~新緑と青波の中、「己との邂逅」
京都市上京区堀川通に面する「興聖寺(こうしょうじ)」は安土桃山時代から江戸時代初期に活躍した茶人・古田織部によって慶長8年(1603)に建てられた臨済宗興聖寺派の本山である。
古田織部は千利休の弟子で、古田流茶道の祖として知られる戦国武将であることから、当寺は通称 “織部(おりべ)寺” とも呼ばれている。
訪れたGWの中日、境内に入った途端、新緑の緑に圧倒された。
中門から続く本堂前庭園ではフォトグラファー、エドワード・ブルガッド氏による布にプリントされた写真が展示されており、斬新なアートの薫り。
「本気の坐禅」を目指すお寺ということで、じっくりと、「己との邂逅」ができそうな静かな雰囲気に満ち満ちている。
また方丈には杏橋幹彦(きょうばし みきひこ)氏の奉納による「青波の襖」が収まり、格天井には四季の草花が豪華絢爛に描かれている。
人気ブログランキングへ
にほんブログ村
にほんブログ村
FC2 Blog Ranking
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます