奈良博三昧 ⑤ ~愛染明王坐像
愛染明王は、頭に獅子冠をかぶり、髪を逆立て、三目で、牙をむき出して口をカッと開き6本の腕を持った恐ろしい姿の忿怒(ふんぬ)尊。
愛染という名前のとおり、愛情・情欲をつかさどり、愛欲貪染をそのまま浄菩提心(悟りの心)にかえる力をもち、煩悩即菩提を象徴した明王である。
第7章 神と仏が織りなす美 より
国宝 薬師如来坐像
女神坐像
地蔵菩薩立像 (鎌倉時代)
藤原鎌足像
子孫から神として祀られた。
熊野三所権現御正体
山王十社本地懸仏
第8章 高僧のすがた より
南無仏太子立像
聖徳太子は2歳の春に東を向いて、「南無仏」を唱えたという。
鎌倉時代の仏師 善円作。
純真そうな十一面観音菩薩立像。
春日神鹿舎利厨子。
春日明神(舎利)が神鹿の背に乗る。
第9章 南都ゆかりの仏教美術 より
十一面観音菩薩立像(平安時代)
弥勒来迎図
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