ワンダースター★航星記

写真を撮るとは、決して止まらない時間を止めること。旅や日常生活のインプレッシブな出来事を綴ったフォトエッセイ集です。

奈良博三昧 ④ ~伽藍神(がらんじん)立像

2021-08-11 | 博物館・美術館

奈良博三昧 ④ ~伽藍神(がらんじん)立像

 

 奈良博三昧も後半。ここで、ポスター等にも登場されている奈良博三昧のスターともいうべき「伽藍神立像」である。

 まるで、今から疾走して金メダルでも取りそうなほど躍動感に溢れている。それにも増して愛嬌あるお顔立ち。

 実際には修行を怠る僧に、俊足を生かして、くぎを刺してまわったという寺院の守護神。

 (第7章 神と仏が織りなす美)より

 

 

 

 さて、順通り、第5章 仏教儀礼の荘厳 から、工芸品の数々。10c~14cころ。

 舎利を安置する宝塔。密教修法に用いられた。

 

  三鈷杵(さんこしょ)は 主に気の結界を張るために使うという。

 

 大般若経を収めた厨子。

   

 

 第6章 地獄極楽と浄土教の美術より

 阿弥陀如来坐像 (平安時代)

 

 

 地蔵菩薩立像 (鎌倉時代)

 

 刺繍釈迦阿弥陀二尊像

 釈迦(右)は現世で死者を送り、阿弥陀は死者を浄土へ迎える。

 

 地蔵菩薩像

 

 十王図 閻魔様たちですね。

 

 国宝 辟邪絵(へきじゃえ) 平安時代

 中国で信仰された、疫鬼(えっき)を懲らしめ退散させる善神(ぜんじん)を表わしたもので、天刑星(てんけいせい)、栴檀乾闥婆(せんだんけんだつば)、神虫(しんちゅう)、鍾馗(しょうき)、毘沙門天(びしゃもんてん)が描かれている。

 

 

 

     

 

 

 

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