奈良博三昧 ④ ~伽藍神(がらんじん)立像
奈良博三昧も後半。ここで、ポスター等にも登場されている奈良博三昧のスターともいうべき「伽藍神立像」である。
まるで、今から疾走して金メダルでも取りそうなほど躍動感に溢れている。それにも増して愛嬌あるお顔立ち。
実際には修行を怠る僧に、俊足を生かして、くぎを刺してまわったという寺院の守護神。
(第7章 神と仏が織りなす美)より
さて、順通り、第5章 仏教儀礼の荘厳 から、工芸品の数々。10c~14cころ。
舎利を安置する宝塔。密教修法に用いられた。
三鈷杵(さんこしょ)は 主に気の結界を張るために使うという。
大般若経を収めた厨子。
第6章 地獄極楽と浄土教の美術より
阿弥陀如来坐像 (平安時代)
地蔵菩薩立像 (鎌倉時代)
刺繍釈迦阿弥陀二尊像
釈迦(右)は現世で死者を送り、阿弥陀は死者を浄土へ迎える。
地蔵菩薩像
十王図 閻魔様たちですね。
国宝 辟邪絵(へきじゃえ) 平安時代
中国で信仰された、疫鬼(えっき)を懲らしめ退散させる善神(ぜんじん)を表わしたもので、天刑星(てんけいせい)、栴檀乾闥婆(せんだんけんだつば)、神虫(しんちゅう)、鍾馗(しょうき)、毘沙門天(びしゃもんてん)が描かれている。
人気ブログランキングへ
にほんブログ村
FC2 Blog Ranking
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます