移ろう光と空間・IMPRESSIONISM ~印象派ミュージアム ④
シスレーとピサロは風景画を描く印象派と云われている。
私は小さな頃から気づかぬうちに印象派の洗礼を受けていたようにも思う。
何故なら、シスレーやピサロの作品には、デジャブともいえる、昔見た覚えのある作品が多いからだ。
移ろう光と自然のみずみずしい息づかいが感じられるのが魅力的だ。
今、主に風景写真を撮るようになったのも、その影響があったのかもしれない。
ピサロの「白い霜」は地味だが好きな作品のひとつ。
冬の朝に坂を上る農夫。凍てついた台地。質感まで細かく描こうとする正統派の姿勢が感じられる。
モネの作品にたびたび登場する、美貌の印象派画家モリゾ。
その描写にはモデルに対する以上の愛情が感じられる。
そのモリゾの作品は穏やかで、微笑ましい情景などが特徴的。
モネの代表作の中でも特にインプレッシブな「ラ・ジャポネーズ」と「散歩・日傘をさす女」。
こちらのモデルは妻・カミユだと云われている。
ルノワール「セーヌ川の舟遊び」。モネの作品かと思ったくらい、水面の光のゆらぎが美しい。
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