ばくのメモ帳

『ばくのお宿』管理人の西みつのり、略して西みつのメモ帳です。ホームページに書き切れない雑多な情報を綴ります。

タモリ倶楽部『観光パンフレット~銚子』

2017年07月01日 | 銚子
もう1年以上も前の話になります。平成27年(2015年)12月18日(金)の「タモリ倶楽部」を見ていたら、千葉交通の観光パンフレット『銚子』が映っていました。

「タモリ倶楽部」、この日のタイトルは「歴史に埋もれた名盤が続々登場?輝かない!ニッポンレコード大会」。

「音楽だけじゃない!特殊なレコードの世界を紹介!アメリカからの年賀状レコード、高校卒業記念レコード、SLの走行音を生録したレコード等々、不思議な趣のある名盤を発掘!」とのことで、様々なレコードやソノシートが紹介されていました。

youtubeで見ることができます。

輝かない! ニッポンレコード大会

ノミネートの中には入らなかったのですが、後ろの壁に見慣れたジャケットがチラッと映っていました。大きく書かれた「銚子」の文字。千葉交通の観光パンフレットです。

放送終了後、家の中を探し回りましたが見つけられませんでした。このブログを書きかけたものの、肝心のパンフレットが見つからなかったので、書きかけのまま止めてしまいました。

昨日、別のパンフレットを探していたら、ひょっこり出てきました。どうせなので、書きかけのブログを完成させてアップしようと思います。

これがそのパンフレット『銚子磯めぐり想い出のしおり』です。


このパンフレットは、ソノシートつきです。「フォノシート LP 331/3で、収録曲は「正調大漁節」「銚子木遣」「銚子音頭」「じょうかんよう節」の4曲でした。

発行時期は明確ではありませんが、犬吠スカイタワーが営業開始していますから昭和43年(1968年)3月以降です。


このタイプの展望タワーを、現在では「回転昇降式タワー」と呼んでいます。このパンフレットでの名称は「回転式昇降展望台」です。現在でも通じる名称ですね。

磯めぐり定期観光バスの運行開始は、昭和30年4月でした。

千葉交通の社史『100年の歩み 北総地域とともに一世紀』によると、認可になったのは4月7日で、運行期間は4月1日~11月30日でした。当時の社名は成田バス株式会社です。

成田バス時代の『磯めぐり 定期観光バス』のパンフレットです。



夏季コース、冬季コースがあり、一年を通した営業になっています。

成田バス株式会社が千葉交通株式会社に商号変更したのは昭和31年11月13日なので、成田バスの磯めぐり観光バスは、本当に短い期間だったようです。

ソノシート付のパンフレットは数種類発行されています。私の持っている中で一番古いのはこのパンフレットです。




まだ犬吠スカイタワーはできていません。日比友愛の碑は昭和33年の建立なので、それ以降ですね。

記事の中に銚子大橋が「このほど完成」とありますから、昭和37年~38年ころのパンフレットでしょうか。

次のパンフレットも表紙はほとんど同じです。


裏面は京成ホテルです。


京成ホテルは昭和39年の開設なので、これ以降ですね。地球展望台の写真もカラーになっています。


もう1種類のパンフレットも内容はほどんど一緒です。何が変わったかというと、電話番号が変わっていました。京成ホテルの電話番号は3029から(2)8111に変わっています。



次が私の持っているパンフレットでは一番新しいものです。写真や記事の構成も大きく変わっていますが、4曲入りのソノシートは続いています。


犬吠スカイタワーは千葉県観光公社に移管され、オーシャンランドができました。スカイタワーはすでに運行をやめた後のようで、犬吠観光資料館として営業しています。



現在は磯めぐり定期観光バスもなくなってしまいました。残念です。

加入しているプロバイダーのホームページサービスのスペースを使って、銚子関係のページを集めてみようと思っています。今まではリンクのみだったのですが、こんなパンフレットやチラシのコレクションルームを作ろうと考えています。

ばくのお宿~銚子版

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