新規入手の通天閣パンフレットをアップしました。通天閣のパンフレットといえば、現在では「通天閣フィギュアペーパークラフト付き」のパンフレットが有名です。年間2回程度改訂版を作成しているようで、新しいパンフレットの登場には、ワクワクさせられます。
通天閣オフィシャルサイトの「通天閣公式ガイド」で、最近の7種類のパンフレットを見ることができます。ぜひ発行時期も明記していただきたいですね。
最新のパンフレットがこちらです。
このフィギュアペーパークラフトが、いつから付けられたのか、気になっていました。朝日新聞デジタルの2016年10月16日の記事によると、第1号とみられるのは、1985年当時のパンフレットのようです。
通天閣観光に調査を依頼した結果とのことです。この記事は有料会員限定なので、最後まで読むことはできません。第1号のパンフレットの写真が載っているのか、気になります。
今回アップしたのは、比較的初期のパンフレットです。その中で一番古いのはこのパンフレットです。
裏面はチェコ国立大サーカス、大阪公演の広告です。発行時期は入っていませんが、この広告から推定できます。
チェコ国立大サーカスの日本公演は昭和34年(1959年)7月1日から9月17日でした。(「デラシネ通信」によります。)
パンフレット裏面によると、大阪公演が最終のようです。9月4日から17日までナンバ府立体育館で開催されました。パンフレットの発行はこの少し前と推定できます。入館料は大人50円の時代でした。
次のパンフレットは、訪塔した日のスタンプがあります。
スタンプの日付は「40.11.27」、昭和40年(1965年)11月27日です。入館料は大人120円に改定されています。なお、展望料金は80円、100円と改定されており、120円への改定は昭和39年(1964年)11月1日でした。
裏面の広告は日立レコーダーでした。
次のパンフレットはカラー版です。見開き面では、「都会の幻想境“フィッシュセンター”(水族館)」と地階に新設されたフィッシュセンターをアピールしています。
フィッシュセンターの開館式は昭和43年(1968年)8月1日なので、これ以降に作られたパンフレットです。裏面は「通天閣の今昔」が記されています。
最後のパンフレットです。見開き面には、「昭和51年10月にオープン」した、地階の囲碁将棋センターが紹介されています。
裏面の広告は、日立のカラーテレビでした。
入場料金はマジックで消されていますが、大人450円と読むことができます。最近のパンフレットは入場料金が入っていません。料金改定に対応するためなのでしょうか。
パンフレットの発行時期は、裏面の広告や入場料金、記事の内容などから推定しています。
今回、『通天閣30年のあゆみ』を参考にしましたが、年表の途中から料金の改定が入らなくなっています。
『通天閣30年のあゆみ』の年表を見ていて、もう一つ大きな発見がありました。それは、全日本タワー協議会総会の記事が多くあったことです。少し長くなるので、これは次回のブログで。
通天閣のページを改訂しました。
タワーめぐりの旅~通天閣
通天閣オフィシャルサイトの「通天閣公式ガイド」で、最近の7種類のパンフレットを見ることができます。ぜひ発行時期も明記していただきたいですね。
最新のパンフレットがこちらです。
このフィギュアペーパークラフトが、いつから付けられたのか、気になっていました。朝日新聞デジタルの2016年10月16日の記事によると、第1号とみられるのは、1985年当時のパンフレットのようです。
通天閣観光に調査を依頼した結果とのことです。この記事は有料会員限定なので、最後まで読むことはできません。第1号のパンフレットの写真が載っているのか、気になります。
今回アップしたのは、比較的初期のパンフレットです。その中で一番古いのはこのパンフレットです。
裏面はチェコ国立大サーカス、大阪公演の広告です。発行時期は入っていませんが、この広告から推定できます。
チェコ国立大サーカスの日本公演は昭和34年(1959年)7月1日から9月17日でした。(「デラシネ通信」によります。)
パンフレット裏面によると、大阪公演が最終のようです。9月4日から17日までナンバ府立体育館で開催されました。パンフレットの発行はこの少し前と推定できます。入館料は大人50円の時代でした。
次のパンフレットは、訪塔した日のスタンプがあります。
スタンプの日付は「40.11.27」、昭和40年(1965年)11月27日です。入館料は大人120円に改定されています。なお、展望料金は80円、100円と改定されており、120円への改定は昭和39年(1964年)11月1日でした。
裏面の広告は日立レコーダーでした。
次のパンフレットはカラー版です。見開き面では、「都会の幻想境“フィッシュセンター”(水族館)」と地階に新設されたフィッシュセンターをアピールしています。
フィッシュセンターの開館式は昭和43年(1968年)8月1日なので、これ以降に作られたパンフレットです。裏面は「通天閣の今昔」が記されています。
最後のパンフレットです。見開き面には、「昭和51年10月にオープン」した、地階の囲碁将棋センターが紹介されています。
裏面の広告は、日立のカラーテレビでした。
入場料金はマジックで消されていますが、大人450円と読むことができます。最近のパンフレットは入場料金が入っていません。料金改定に対応するためなのでしょうか。
パンフレットの発行時期は、裏面の広告や入場料金、記事の内容などから推定しています。
今回、『通天閣30年のあゆみ』を参考にしましたが、年表の途中から料金の改定が入らなくなっています。
『通天閣30年のあゆみ』の年表を見ていて、もう一つ大きな発見がありました。それは、全日本タワー協議会総会の記事が多くあったことです。少し長くなるので、これは次回のブログで。
通天閣のページを改訂しました。
タワーめぐりの旅~通天閣