のしてんてんハッピーアート

複雑な心模様も
静かに安らいで眺めてみれば
シンプルなエネルギーの流れだと分かる

絵画の行き着くところ

2008-09-12 | 私の絵画論

心を表現しようとする私の絵画はどこまで行き着くことが出来るのでしょうか。
無論本人にも分かりません。

はっきり言えることは、自分の心の奥底に近付けば、
それだけ人の心に近付くということなのです。
それゆえ、私の絵画の出来不出来の基準は、見る人の心が抵抗なく吸い込まれるように絵の中に入って自分の心を遊ばせることが出来るかどうかなのです。

何かの主張を高らかに歌い上げる作品や、うなるような上手な絵は私の基準にはありません。



この絵は今回の個展の案内状に使用したサムホールの作品です。
単純でありながら複雑さを持った作品そんなものにしたかったのです。

誰にも見せられない心、それを見せようとすれば心を箱に入れて差し出すしかないのが人の世といえます。
それなら、心を包むものを無限に薄くすればいい。
自然に心の形が表れるように薄い薄い膜を描く、これが今回の個展に向けて目指した私のテーマでした。

その膜を通して心が触れ合うと
言葉も何も必要のない心の融合が生まれる
それはのしてんてん絵画の大きな夢なのです。

その心の波動をあなたはどう感じるのか
是非会場にいらしてください。

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