のしてんてんハッピーアート

複雑な心模様も
静かに安らいで眺めてみれば
シンプルなエネルギーの流れだと分かる

仲間たち

2016-03-31 | 日記

(牛窓の小さな漁港・・・夕食前の散歩で)

 

瀬戸内のエーゲ海、牛窓に行ってきました。

若かりし頃、新任の職場で、一緒になった仲間たち。その中のひとりが牛窓に別荘を持った。で、皆で押しかけた次第。

大坂から車で4時間余り、きれいな風景を期待していたが、あいにくの春霞、向かいに大きく小豆島が見えるのだが、ほとんど薄い島影が、もやの中に浮かぶ。

しかし、別荘は海を見下ろす山の尾根に立っていて、その中は、ピアノ、ドラム、マリンバ、三線、馬頭琴・・・ここで毎夜楽しんでいるという、うらやましい生活。

朝日を浴びた室内も見事。地元の人たちとの交流もこの場所で、微笑ましくもいい関係が、近くの農家から届く野菜のおすそ分けを見るだけでうかがえる。

さて、一人4000円で、この料理。

ワイワイ皆で、食事の準備から盛り上がる。豪華な夕食で、20代の時間がそのままスリップして、こんな記念写真も。(私以外は霞がかかっていますが、その下にはは破顔の笑顔)

さてそれからが仲間たちコンサートの始まり。

わずか5年でバイオリンひきになった別荘のオーナー、ベートーベンのソナタをピアノ伴奏で丸ごと演奏、シャンソンの歌姫、ドラムとバイオリンの競演。ピアノはこの夜の案内人で、全編見事のエスコート。

三線を取り出すもの、シャカシャカ楽器を手にして踊りだすもの、私もこの通り、

はじめて触る馬頭琴(モンゴルで観た経験で)をひきだした。バイオリンとジャズもどきの競演は至福のひと時でした。

明けて、朝の散歩で浜辺に降りる。その道すがら、鶯の合唱が山全体に響きわたる。私も参加しながら歩くと、浜で朝日。

別荘の亭主が、前日に観た夜のムーンロードが素晴らしかったと吹聴するので、朝日ではどうかと、砂浜にすわって待っていたら、でました。サニーロードが私のもとまで伸びてきた。

亭主曰く、ここのムーンロードを、音楽が聞こえるような絵にしたら、別荘に飾りたい。40年の歳月を経ても、変わらない挑戦を仕掛けてくる。受けないわけにはいかないではないですか。

それが仲間の意地。と、朝日に手を合わせました。

おいしいいれたてのコーヒーを頂き、

この朝食も、当然込みのおもてなしに、感謝して、食事前の創作お祈りで全員合掌。

 

春霞の中、牛窓の絶景、ハーブ園からの眺めにも満足。

前島が見え、その奥に二十四の瞳の小豆島を想像し、咲き始めた桜の近景、オリーブの木立。

最近はやりだそうで、ハートのオリーブの葉を見つけたらしあわせが来るとか。話を聞くや、皆が色めき立ってオリーブの木にとりつく。

そして見つけました。

見事なハート、オリーブ園でラミネートしてくれました。

最近、死語になったか、あまり耳にしない「仲間たち」にたくさんのしあわせが来ますように。

 

 

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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
こんにちは (理路)
2016-04-01 10:43:01
仲間たち!よき仲間に囲まれて
のしてんてんさん、幸せそうな笑顔ですね♪
馬頭琴、ひく姿もさまになってる!
仲間は、大切ですよ(^^)
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Unknown (お恥ずかしい)
2016-04-01 15:38:02
メロディーなしのリズムだけ。ぶっつけ本番のセッションでした。無茶苦茶でしたが面白かったですよ
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