⑤ 宇宙の成り立ちと五次元の理解をつなげる
世界がものだけで、空間がなかったら宇宙は音も風もない死の闇になるというイメージはすでに体験していただきましたね。
この死の世界を生の世界に変えている力、その最も根源にある原理を説明するためには五次元思考が必要となってくるのです。
つまり五次元思考は、宇宙の根源を理解するためにあるといっても過言ではありません。
世界の中で自由に動けるのはものと物の間に空間があるからです。私達のスケールの場では、互いに抱擁して空間を縮めてもまた離れることが出来ます。
しかし素粒子の世界では、互いに抱擁しあうことは致命的です。二つの素粒子は一生はなれられない強力な引力で結びつけられてしまうのです。
私達が抱き合っても大丈夫なのは、素粒子のスケールで見ればすぐに分かります。私達の身体は、素粒子同士が充分な距離をとってつながっています。抱擁して一つになりたいと願っても、素粒子同士が接触することはありません。
その素粒子に目を向けましょう。ものの最小単位だと何度も繰り返していますが、その中はどうなっているのでしょうか。
ものだけしかない世界だと思いますか?それはまさに死をイメージする世界でしたね。
それだけではありません。素粒子の中がものだけの世界だとしたら、そこは無限大のエネルギーが閉じ込められた世界となって、周りに影響を与え始めまるのです。強い引力が生じて、周りの素粒子をひきつけ始めます。素粒子を融合するたびにものだけの世界が広がり、そのたびに引力は強くなって、最後には宇宙をものだけの、死の世界に変えてしまうのです。世界は完全にブラックホールに飲み込まれてしますでしょう。
しかし安心してください。五次元思考で見る素粒子の内側には平和な光景が広がっています。そのイメージをつくるのは次回にしましょう。
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