④ もの(形)が生まれる仕組みをイメージする
空間だけの世界、それは光と意識だけが存在する無の闇の中にありました。
そこに素粒子が現れることで、始めて意識は光をとらえ、世界を見ることが出来るようになったのです。
素粒子はものの最小単位として存在し、生まれたばかりの宇宙空間に均等に分布していて、意識に浮かぶ世界は、ほのかに輝く霧だけの世界でした。
神の手がたった一つの素粒子の位置を変えるだけで、世界に物質を創造するビックバンを引き起こしたのです。あなたは自分の手でそれを成し遂げました。そこまでのイメージはすでに出来ていますね。
一瞬にして世界物質が生まれた。その仕組みは単純です。それは素粒子が互いに引き合い、反発しあうという、ただそれだけの仕組みから、様々な物質が生まれました。同じ仕組みで物質が寄り集まって組織を形成し、生命体をつくり上げているのです。
イメージしてください。
ものと物の間に働く互いに引きあう力は、その距離の自乗に反比例します。距離があればものと物の引きあう力はゆるやかですが、ある限界を超えて近づけばその力は無限に増加し、そこに膨大なエネルギーを凝縮します。
近づくものと遠ざかるものが自然にかたまりをつくり始めます。物質が生まれ、今の宇宙空間が生まれました。均衡した力が破れたため、いたるところにものの集団が形成されます。
宇宙も、私達人間も、すべてが唯一つの原理で動いています。ものと物の間に働く力だけがこの宇宙を作り上げているのです。
それを私達はエネルギーと呼びます。
そのエネルギーに瞑想してください。
エネルギーは空間だということを実感してください。
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