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先日人の体はこうなっているという図をしましましたが、人間の想像力はそこでととまりません。わたしたちは蟻になったり、原子になったり、さらにもっと小さな世界や、逆に大きな世界をイメージする力を持っています。のしてんてん系宇宙はまさにそのイメージ力によって認識できる世界なのです。
わたしたちは無限に遠くに行けるというイメージを持つことが出来ます。それと同じように、無限に小さくなる世界と無限に大きくなる世界を想像することが出来ます。これをスケールの軸と呼びました。
これを図にあらわすと、こんなふうになります。空間と時間の世界(4次元)に対して垂直にN軸=スケール軸を考えることが出来ます。
これがのしてんてん系宇宙の概念図です。
ところで、スケール軸にそって物質の世界を観察すると面白いことがわかります。わたしたちが実際に存在すると実証している最小の世界は原子の世界ですね。この構造物から人間が出来上がり、わたしたちは地球の上に立っています。その地球は、宇宙空間に浮かぶ天体の一つであり、太陽の周りを回る惑星だと科学は教えてくれます。この太陽系が無数に集まった大宇宙。これが科学の実証する現実の世界です。
のしてんてん系宇宙はこの科学の認識を更に押し広げて、考え得る最大の世界を想像力によって理解しようとするものなのです。
スケール軸に沿って世界を観れば次のようになります。
小さな世界に素粒子の星空があり、それが集まって細胞が生まれ、細胞が集まって組織が出来る。そしてヒトが組み立てられる。
スケールの流れはそこで終わりません。今度はヒトの立っている地球が素粒子となって太陽系に組み込まれ、銀河の一部となり、銀河の大集団が、さらに大きなスケールの中でヒトとなる。このヒトを「神人」と名付けました。すると同じように極大に向かって第2の神人、第3の神人と、無限に大きな世界を想像することが出来るのです。
同じことは極小の世界にも言えます。ヒトの体の最小単位である素粒子を地球にして存在するヒト、これを「素人(もとひと)」と名付けました。極小の世界には何層にも素人の世界が広がっているのです。
こうしてのしてんてん系宇宙の全体像が浮かび上がります。この世界を横から眺めたら次のようになります。
スケールの世界は、このようにして螺旋を描きながら、ただ一つの世界をつくりあげているのです。
このイメージは、4次元の概念がつくる世界よりさらに大きな世界を想像することが出来るのです。
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