7月7日、この日の早朝は大雨に見舞われたが、明けるにつれて天気は快復した。
作品の荷造りを最終点検して、9:00家を出る。
関空からバスに乗って伊丹空港に70分。
アメリカン航空のカウンターがないので、相互乗り入れしているJALで、荷物チェックを受けると、何と規格外、別料金がいるといわれた。(べらぼうに高い!!)先に手続きを終えた石さんも同じで、異議を唱えると成田のアメリカン航空のカウンターで言ってくれということで、我々の荷物は成田で引き取って改めてアメリカンと交渉することになった。
写真は成田で待機するAAの飛行機、これに乗るために、普通は伊丹で預ければシカゴまでスルーする荷物を、成田で受け取る。これがなかなか大変だ。荷物が出てこない。
さすが旅なれた石さんはすごい。これで搭乗便に乗れなかったら、この遅延はAAの責任だから、それを証明するために係員にAAカウンターまで同行するよう詰め寄る。係員は急いで連絡を取り合い、まもなく別のところから我々の荷物が届いた。
そのとき私は始めて石さんの荷を見て唖然とした。2メートルを越えそうな長尺物、130号の大作を巻き取ったものだ。カートに乗せ、係員の誘導でAAカウンターに急ぐ。途中天井に吊るされた表示板を石さんの長尺ものがなぎ倒し、大きく揺れた。
AAカウンターでは、私の荷などは測りもせずOK、さすが長尺ものの石さんの荷は規格外ということで、荷を折りたたむことで短くし、最低の超過料金で通過。
搭乗時間ギリギリで間に合った。石さんの機転がなかったら、我々の旅は最初のつまづきで終わっていた。
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