
7月7日ダラス
成田~ダラス間の飛行時間は20時間はあるだろうか、途中日付変更線を越えるので、時間感覚が混濁して、一体何時間乗っているのか分からない。
ダラス空港は大阪環状線がすっぽり入るほど大きいと聞かされていた前知識に納得するほど広いようだが、周りの土地がさらに広大なので、さほど違和感は感じない。
機がそのダラス空港に着陸する間際、悪天候のため空港が閉鎖されているため上空を旋回する旨の機長アナウンスがあり、その後燃料切れのためオクラホマ空港に降りて給油するということになった。
オクラホマでは機内の中に閉じ込められたまま給油を待ち、ダラスの天候回復を待って再び離陸。ダラスには数時間おくれの到着となった。
入国ビザは事前にネットでESTAを修得している。入国審査は厳重で、靴の中までチェック。入国者はみな裸足で関門を通過する。
ァートフェアに出品する作品を持っているため、関税に申告しなければならないとぴうことで我々はさらに荷物を受け取って関税を通過しなければならない。
我々の前で審査を受けている二人連れがあって、どんな理由か分からないが、荷物の中身を一点一点チェックされている。その品物がまた、女性下着の類ばかりで、一点ごとについているラベルを切り取っている。済んだと思ったらまた別のビニール袋を取り出して、同じ作業を延々繰り返している。
やっと順番が来て、通過すると、先に通過した石さんが待っているはずのところに姿がない。何度かあたりを見回したが、例の長尺ものを持った石さんの姿は見えない。
仕方なく一人で先に進むことにした。
あとは国内線、サンタフェ行きのカウンターにけばいい。それが分からない。
AAのカウンターは2階だと教えてくれる人がいて、急いでカウンターへ、荷物を預け、チャックを受けて、出発ロビーには迷わず進んだ。
そのカウンターに石さんの姿があった。
しかしサンタフェ行きの飛行機はすでに離陸したあとで、搭乗用のトンネルの先にはただ闇がつながっているだけだった。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます